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なぜ現状を数値化しなくてはならないのでしょうか。
それは、数値化することによって、主観が除かれ、原型に近い情報を相手に伝えることが出来るからです。
ソフトブレーンは多くの営業現場を取材してきました。
わかったことは、ほとんどの日本企業は未だに「文章形式の日報」を通じて営業現場の情報収集をしています。
文章形式だと困る点があります。
・1、2人ならともかく、数十人、数百人の文章を毎日全て読むことは不可能
・文章が長い(売れない人に限って文章が長いのはもはや定説とも言えるほどです。)
・精神論で始まり精神論で終わるケースが実に多い
・必ず主観性と曖昧さが入り、数値データとして扱えない
文章はワープロやグループウェアで書けばデジタル化していると思い込む人もいるでしょう。
実は文章である限り、紙に書こうがパソコンに書こうが、アナログ情報であることに変わりはありません。
例えば、この絵を観察してください。

「葉っぱだな…、犬の横顔みたいな…、いや大きなリボンが付いている女の子の頭のように…」と十人十色の答えがあります。
事実としての絵は一枚しかないにもかかわらず、アナログな文章にすると無数の解釈になってしまいます。
一方、その答えを聞いた人は自分のイメージに当てはめて解釈しようとします。
犬の横顔といえば自分が飼っている秋田犬のことを想像するかもしれません…。
聞く人もまた無数の解釈が可能になります。
伝える方も聞く方も自分の固定観念に強く影響されてしまい、正確な情報伝達が困難になります。
主観性を排除するために、この絵を一定の厚みを持つ長方形に分解し、その長方形の中心座標と長さを数値化して携帯電話やパソコンなどのモバイルを使って遠方のサーバーに転送します。
情報がほしい人は勝手な解釈をせずサーバーからその中心座標と長さを使って順番に長方形を描いて積み上げれば絵になります。精度が足りないと思ったら長方形の厚みを半分にすればより原図に近い絵を得ることができます。
これと全く同じ考え方と手法を使って、事実(情報)を伝える文章のデジタル化と転送方法を示します。次の図をご覧ください。

収集してほしい情報を複数のセクション(=プロモーション効果、顧客CS、製品改善要望、ライバル情報、クレーム)に分解し、各セクションをメニューとして設定します。
そのメニューの下位に結果やノウハウを表す複数の選択肢を設けます。
報告する人はメニューを開いて中から選択肢を選ぶだけでほしい情報を20秒以内で伝えることができます。選択式だと集計・分析が可能となります。主観が混ざっていないので、伝えたい情報を事実に基づいて相手に伝えることが出来ます。