扶桑電通株式会社

チーム営業力強化!案件推進のスピードUP!情報の見える化、共有で見えた営業組織の新たな可能性

扶桑電通株式会社様の概要

扶桑電通(本社・東京都中央区)様は1948年創業で「ネットワーク」「ソリューション」「ファシリティ」の3つの事業を中心にお客様の業務についてのコンサルからシステム設計・開発・施行・運用・保守までお客様に寄り添ったワンストップのサービス提供を行っている企業様です。

導入の背景・理由

導入当初はコロナ禍まっただ中で社員の出社が抑えられておりテレワークが進んだ。
対面以外での効率的な社内コミュニケーションや情報共有が急務であった。
また、案件の属人化が進んでおり担当以外の情報をキャッチアップするのに苦労していた。
管理方法も各支店でバラバラとなっており情報の更新や管理に手間がかかっており営業活動の負荷となっていた。

導入の決め手

海外製品とも比較したがデフォルトの画面の使い勝手の悪さや、カスタマイズをベンダーに頼らざるを得ないといった観点から難易度が高いという懸念点があった。
また定着という観点でも有償の専用ベンダーに依頼する必要があり、導入後の運用コスト面においても高くなってしまう。
「eセールスマネージャーRemix」は標準で日本の営業スタイルに合わせている、メーカーから直接サポートを受けられる安心感も決め手の一つであった。

導入後の変化

本社、支店のトップから一般社員まで営業に従事する社員のすべてが利用しており、支店配下の営業所では組織を超えて案件を共有するなど自動的にチーム営業をする環境に変わっていった。
これまでは各支店、営業所が閉じた世界で営業活動を行っており隣の部門がどのような仕事、商談をすすめているかを知る機会がなかったが、現在は上司、部下の縦のつながりに加え部門、支店間の横のつながりも強まったと感じている。

営業現場においては自身の手持ち案件の数やステータスがツール内で明確に管理できるようになった。
これまでは上司への案件共有は時間を取ってもらって口頭で都度いちから概要や状況の説明を行っていたがツールの中で確認依頼をするだけで終わるので業務の効率化にも繋がっている。

導入の一番のメリット

全国展開をしている中で拠点地域によってカラーが異なり、得意領域、不得意領域は地域によって異なっていた。
ツール導入前はそういった情報が全く見えていなかった。
その情報をキャッチアップできるようになり、新しいビジネスを手掛ける時の情報ツールとしても活用している。

営業現場では過去の案件情報をツールから確認し、自身の案件の参考にできることが大きい。
似た案件を経験した事のある営業メンバーから案件推進のアドバイスをもらったり、自身の案件情報も他メンバーの営業情報となる事もメリットに感じている。
営業情報をいつでも確認できるので案件推進のスピード向上にも繋がっている。

今後の展望

活用レベルを更に高めていきたいと考えている。
報告件数は営業担当によりバラツキがあるため、ここを引き上げて情報を拡充していくことでより良いマーケティング施策の立案に使えるのではないかと考えている。

また、現在は予実管理ができていない。
基幹システムの予算データを連携構築し、見える化する事で予算を達成するためのマネジメントしやすい環境を作っていきたい。
引き続き、顧客、商談など様々な情報の見える化、情報連携の強化を推進して属人性を改善しながら営業DXを推進していきたい。

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