営業ラボ

営業力強化に役立つノウハウを公開
eセールスマネージャー 営業ラボ・ブログ Salesforce(セールスフォース)の費用は?導入費用、製品価格、プランを紹介
Salesforce(セールスフォース)の費用は?導入費用、製品価格、プランを紹介

Salesforce(セールスフォース)の費用は?導入費用、製品価格、プランを紹介

更新日:

Salesforce(セールスフォース)の導入を検討する際、まず気になることの一つが費用ではないでしょうか。Salesforceは数多くの製品を展開しており、利用する製品やプランによってかかる費用が大きく変わります。

そのため、費用感がつかみづらいと感じている人は少なくありません。本記事では、Salesforceの導入・運用にかかる費用や製品別の月額料金、プランの特徴などについて解説します。最後まで読んで、自社に最適な製品・プラン選びの参考にしてください。

Salesforce(セールスフォース)の費用は?

Salesforceを導入すると、ライセンスの月額料金と初期費用(システムの開発費・構築費)が発生します。導入にあたっては、効果と費用のバランスを見極めることが大切です。

それぞれどのくらいの費用になるのか、把握しておきましょう。

月額料金

基本的に、月額料金はユーザー一人当たりいくらで計算されます。金額は製品・プランによってさまざまです。たとえば、中堅・中小企業向けCRMのオールインワンパッケージの場合は、以下の料金になります。

  • Free Suite:0円(2ユーザーライセンスのみ)
  • Starter Suite:3,000円
  • Pro Suite:1万2,000円

仮に従業員30人がStarter Suiteを利用すると、30ユーザー×3,000円で9万円の費用かかります。また、別で取引手数料も必要です。

開発費

Salesforceはオンプレミスではなくクラウドサービスのため、サーバー構築などのインフラ費用は発生しません。ただし、自社の業務プロセスにあわせてカスタマイズして使うスタイルのため、自社に導入する際に開発費(構築費)が必要になる場合があります。

開発・構築は、通常パートナー企業に依頼します。また、かかる費用は要件の複雑さや依頼企業によって変動するため、一律でいくらとは断定できません。設計や実装、研修などを外部に委託する場合、その費用も発生します。

Salesforceの主な製品の月額料金

Salesforceは幅広い製品を提供しており、必要な費用が異なります。ここでは、代表的な以下の4つの製品を取り上げ、月額料金を紹介します。各製品の特徴も紹介するので、参考にしてください。

  1. Sales Cloud(セールスクラウド)/Agentforce Sales
  2. Service Cloud(サービスクラウド)/Agentforce Service
  3. Marketing Cloud(マーケティングクラウド)/Agentforce Marketing
  4. Salesforce Platform(セールスフォースプラットフォーム)/Agentforce 360 Platform

1. Sales Cloud(セールスクラウド)/Agentforce Sales

Sales Cloudは充実した機能を持つCRM/SFAで、以下の月額の費用がかかります。

エディション(プラン)月額料金(税別)/1ユーザー
Starter Suite3,000円
Pro Suite1万2,000円
Enterprise2万1,000円
Unlimited4万2,000円
Agentforce 1 Sales6万6,000円

下位エディションほど利用できる機能が絞られます。たとえば、Starter Suite・Pro SuiteはAgentforce(AI)が使えず、Enterprise・Unlimitedは別途有料アドオンの購入が必要です。AI機能の利用を考えている場合は注意しましょう。

なお、Sales Cloudは、2025年秋のリブランディングにより、Agentforce Salesという名称に変更しました。基盤はそのままに、AIエージェントの機能を強化・統合しています。

2. Service Cloud(サービスクラウド)/Agentforce Service

カスタマーサービスやコールセンター業務に特化した顧客サービス支援を行うプラットフォームで、エディション別の月額の費用は以下のとおりです。

エディション(プラン)月額料金(税別)/1ユーザー
Starter Suite3,000円
Pro Suite1万2,000円
Enterprise2万1,000円
Unlimited4万2,000円
Agentforce 1 Service6万6,000円

Service Cloudは複数のチャネルからの問い合わせを一元管理でき、業務効率向上や顧客満足度の向上を実現します。ただし、Agentforceは下位エディションでは使えないため、Enterprise・Unlimitedでは追加でアドオンの購入が必要です。

なお、Sales Cloud同様に、リブランディングによってAgentforce Serviceに名称を変更しています。

3. Marketing Cloud(マーケティングクラウド)/Agentforce Marketing

顧客一人ひとりに合わせたパーソナライズドマーケティングを実現するためのデジタルプラットフォームで、月額の費用は以下のとおりです。

エディション月額料金(税別)/1ユーザー
Salesforce Starter3,000円
エディション月額料金(税別)/組織
Marketing Cloud Next Growth18万円
Marketing Cloud Next Advanced39万円
Salesforce Personalization96万円
Marketing Intelligence120万円/組織
Loyalty Management240万円/組織

Marketing Cloudは、もともとExactTarget社から買収したサービスという経緯もあり、料金体系がやや複雑です。正確な費用感をつかむなら、見積もりを依頼しましょう。なお、Marketing CloudはAgentforce Marketingに名称を変更しています。

4. Salesforce Platform(セールスフォースプラットフォーム)/Agentforce 360 Platform

独自の業務アプリを迅速に開発・運用できるクラウド基盤で、費用は以下のとおりです。

エディション月額料金(税別)/1ユーザー
Platform Starter3,000円
Platform Plus1万2,000円
エディション料金/クレジット
Platform Login & Dev Credits12万円/1万クレジット

Salesforce Platformを導入すると、プログラミングの深い知識がない従業員でも、ノーコード・ローコードで業務アプリが構築できます。なお、リブランディングに伴ってAgentforce 360 Platformに変更され、自律型AIエージェントの開発・運用機能が新たに複数追加されました。

Agentforceを利用する場合は、上記とは別にAIクレジットやアドオンの購入が必要です。複雑な体系になっているため、詳細についてはパートナー企業などに確認してください。

Success Plan(サクセスプラン)の種類と特徴

Salesforceには、導入後のスムーズな定着や運用を支援するサポートプランとして、以下の「Success Plan」を用意しています。

  1. Standard Success Plan
  2. Premier Success Plan
  3. Signature Success Plan
  4. Professional Service

プランの種類によってサポートレベルや費用が異なります。それぞれについて見ていきましょう。

1. Standard Success Plan

Standard Success Planは、Salesforceのライセンスを契約すると自動で付帯される標準的なサポートプランで、費用は発生しません。

オンラインの学習プラットフォーム「Trailhead」やナレッジ記事を利用できたり、コミュニティグループに参加したりできます。基本的なテクニカルサポートを受けることも可能です。

システムトラブルの発生時に自社で対応できる体制が整っている企業であれば、Standard Success Planでよいでしょう。

2. Premier Success Plan

Premier Success Planは有償のサポートプランです。費用は通常、該当するライセンス料の30%となります。24時間365日利用可能なテクニカルサポートや、専門的な資格を持ったSalesforceエキスパートによるガイダンスや製品トレーニングなど、手厚いサポートを受けることが可能です。

システムの定着・運用に不安がある場合や専門的なサポートが必要な場合は、加入を検討するとよいでしょう。

3. Signature Success Plan

Signature Success Planは、前述のPremier Success Planよりも上のサポートが受けられる有償のサポートプランで、具体的な費用は問い合わせが必要となります。

専任のカスタマーサクセスマネージャー(CSM)による支援に加え、プロアクティブなモニタリングやカスタマーサクセススコアを活用した改善提案を受けられるのが特徴です。

大規模システムを運用する大手企業向けのプランといえます。

4. Professional Service

Professional Serviceは、Salesforceの導入設計やシステム構築、運用改善などについて、専門家による個別支援を受けられるプランです。

Salesforceエキスパートから自社の課題に応じた戦略的なアドバイスを受けられるため、複雑な要件を伴うプロジェクトにも対応可能です。費用については個別見積もりとなるため、詳細は問い合わせる必要があります。

Standard・Premier・Signatureが導入後の運用を支援するサポートプランであるのに対し、Professional Serviceは導入や活用そのものを支援するサービスです。そのため、大規模にDXを推進したい企業や、自社だけでは解決が難しい課題を抱える企業に向いています。

Salesforceの無料トライアルについて

Salesforceでは、いくつかの製品で無料のトライアル期間を設けています。本格的な導入の前に無料で実際の画面を操作したり機能を試したりできるため、ぜひ活用しましょう。現場で実際に使う従業員に使い勝手を確かめてもらうことが大切です。

利用の条件

無料トライアルは、企業や組織に属していれば原則として誰でも利用可能です。クレジットカードの登録なども必要ありません。

ただし、正式版と比較すると、データ容量やユーザー数、使える機能に制限があります。また、トライアル期間は30日です。期間終了後に本契約に進まない場合は、トライアル環境で作成したデータは一定の猶予期間後に削除されるため、注意しましょう。

利用の手順

利用の手順はシンプルで、Salesforceの公式サイトにある「無料トライアル」ボタンを押し、表示されたフォームに必要事項を記入して送信するだけです。登録したメールアドレスに折り返しログイン情報が届くので、内容に従ってアクセスしましょう。すぐに実際に試せます。

Salesforceの割引について

Salesforceでは、契約内容や導入規模によって割引が適用される場合があります。また、非営利団体(NPO)や教育機関向けの特別プログラムも用意されています。

導入コストを抑えるためにも、どのような割引制度が利用できるのかを事前に確認しておきましょう。

契約期間やライセンス数による割引

Salesforceでは、契約期間やライセンス数によって割引が適用される場合があります。通常は1年単位で契約しますが、3年や5年などの長期契約を前提とする場合は、10%程度の割引が適用されるケースもあります。

また、導入規模が大きい場合には個別に条件が提示されることもあるでしょう。ただし、割引率や適用条件は公開されておらず、契約内容や時期によって異なります。

コストを抑えて導入したい場合は、Salesforceまたは販売パートナーへ事前に相談するとよいでしょう。

NPO法人向けの特別プログラム

Salesforceでは、非営利団体(NPO・NGO)向けに「Power of Us Program」を提供しています。対象団体は最初の10ライセンスを無償で利用できるほか、11ライセンス目以降や一部製品についても割引価格で導入することが可能です。

CRMの導入コストを抑えながら顧客管理や支援者管理を行えるため、限られた予算で活動する非営利団体にとって大きなメリットがある制度といえるでしょう。

Salesforceを契約する際の注意点

Salesforceを契約するのであれば、あとから「こんなはずじゃなかった」と悔やまないよう、押さえておくべきポイントがいくつかあります。ここでは、特に知っておきたい2つの注意点について解説します。

必要な機能・エディションを見極める

導入に当たっては、本当に必要な機能は何かをしっかり見極めることが大切です。多機能なほうがよいからと最高位エディションを契約すると、使わない機能のために無駄なコストを支払い続けることになりかねません。

必要最低限のエディションから小さく始め、状況にあわせて拡大していくのが失敗を避けるコツです。

導入目的を明確にし現場と共有しておく

Salesforceを導入する前に、その目的を明確にし、実際に使用する現場の従業員に説明することが必要です。新しいシステムを導入すると、慣れるまで従業員の負担が少なからず増えます。

目的があいまいなままでは、従業員が面倒に感じて使用しなくなる恐れがあります。形骸化しないためにも、目的を明確にし、従業員にも同じ意識を持ってもらうことが必要です。

まとめ

世界で広く使われているSalesforceの主な製品別の月額料金や無料トライアル、割引などについて解説しました。Salesforceの費用は、選ぶ製品とユーザー数で大きく変動します。

Salesforceは多機能なツールですが、分かりづらいと感じる企業も少なくありません。費用対効果を最大化するためには、適切な製品・エディションを選ぶことが大切です。

ソフトブレーン株式会社のesm(eセールスマネージャー)は、操作が分かりやすい国産システムで、導入から定着まで伴走支援するサポート体制が整っています。使いやすいビジネスプラットフォームをお探しなら、ぜひご相談ください。

esm(eセールスマネージャー)
esm(eセールスマネージャー)
esm marketing esm service esm AIコンシェルジュ esm flow esm appli esm marketing esm service esm AIコンシェルジュ esm flow esm appli
執筆・編集
営業ラボ 編集部

営業ラボを運営するソフトブレーンは、1999年に国内初のCRM/SFAを発売以降、マーケティング・セールス・アフターサービス等すべての顧客接点業務を変革へと導くソリューションをITとサービスの両面で提供しています。これまでに培ってきたビジネスに役立つナレッジやノウハウを記事にしています。

運営会社(ソフトブレーン)について

CRM/SFA製品 分類比較・解説資料
CRM/SFA・MA 資料セット
CRM/SFA製品「分類比較・解説」
ノーコードツール比較・活用ガイド
トップセールスが実践する「商談の基本習慣」と即効改善アクション10選
SFA導入のROIシミュレーション