
SFA(営業支援ツール)おすすめ比較ランキング12選!機能や違い、システムの選び方を解説
「SFA(営業支援システム・ツール)を導入したいけど、比較してもどれが良いかわからない」「費用をかける以上、失敗したくない」と悩んでいませんか?
需要の高さからSFAには多くの種類があり、違いやメリットがすぐにはわからないのが実情です。
そこで、7,000社以上のお客様にアドバイスをしてきた弊社が、SFAの選定ポイントと、主要SFA、12製品の特徴や相性の良い企業規模、料金体系などを比較、便利なツールを紹介していきます。
ぜひ導入の参考にご覧ください。
このページのコンテンツ
代表的なSFA(営業支援システム・ツール)システム12選を徹底比較
数あるSFAの中でも、導入率や完成度が高いものを厳選して紹介します。
具体的に紹介するSFAは、以下の12製品です。
- Sales Cloud
- Hub spot
- eセールスマネージャー
- Dynamics 365 Sales
- Senses
- Zoho CRM
- Oracle Sales Cloud
- SAP Sales Cloud
- kintone
- JUST.SFA
- DPS for Sales
- monday.com
では、各SFAをくわしく解説していきましょう。
Sales Cloud

Salesforce社が提供する「Sales Cloud」は、世界中で高いシェアを誇るSFAです。
中小企業から大企業まで約15万社が導入しており、営業支援やカスタマーサービス、マーケティングやEコマースなど、幅広いサービスに対応できるのが特徴といえます。
選択するプランによっては細かなカスタマイズもでき、柔軟に使えるので、多くのサービスと連携させたい場合にもおすすめといえるでしょう。
一方で、海外製品であることに加え、多機能であるがゆえにITの知識が要求されるため、十分に使いこなすにはSalesforceの知見がある人が会社内にいないと難しいと考えられます。
価格:
- Salesforce Essentials:3,000円/ユーザー/月
- Lightning Professional:9,000円/ユーザー/月
- Lightning Enterprise:18,000円/ユーザー/月
- Lightning Unlimited:36,000円/ユーザー/月
※ユーザーごとの製品はすべて年間契約
特徴:
- CRM、SFA、MAとの連携がスムーズ
- AIによる業務支援サービスがある
- 管理画面がわかりやすく、精度が高い分析機能搭載
- Google Cloudを最大で12ヶ月無料で利用可能(SalesforceとGoogle間のパートナーシップのため)
- 30日間の無料トライアルあり
モバイル対応:あり
実績:世界15万社以上で導入
導入おすすめ企業
- 10名以上のスタートアップ企業
- 中小企業
- 大企業
導入サポート:別料金で可能。各Salesforceパートナーも独自導入サポートサービスを提供
公式HP https://www.salesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
HubSpot

HubSpot社が提供する「HubSpot」は、カスタマー・エクスペリエンス(顧客体験)を最大化させることが開発背景にあるSFAです。
大企業から中小企業、少人数のスタートアップ企業まで幅広く導入され、世界100ヵ国でサービス展開しています。
HubSpotは次の6つのソリューションを柱とし、組み合わせることによって幅広い業務をサポートします。
- HubSpot CRM:すべてのコンタクトと企業情報を管理
- Marketing Hub:マーケティングのすべてを支援
- Sales Hub:セールスを支援
- Service Hub:カスタマーサービス業務を支援
- CMS Hub:ウェブサイト作成を支援
- Operations Hub:アプリ間の同期、顧客データの整理など、オペレーションを支援
HubSpotの基本的なソリューションとなる「HubSpot CRM」は、完全無料で利用できます。
その他もCMS Hub以外であれば6,000円から利用できるプランがあり、気軽に試してみたい場合におすすめです。
また、スタートアップ企業が利用する場合には、HubSpot for Startupプログラムを通じて、最大で90%割引の対象になる可能性も。
ただし、顧客体験を最大化させるという開発背景から、訪問営業といったアウトバウンド(企業からの)営業には向いていません。
インバウンド(顧客から)のアプローチを重視しているなら検討すると良いでしょう。
価格:
- HubSpot CRM:完全無料
- Marketing Hub:6,000円/月〜384,000円/月
- Sales Hub:6,000円/月〜144,000円/月
- Service Hub:6,000円/月〜144,000円/月
- CMS Hub:36,000円/月〜108,000円/月
- Operations Hub:無料〜86,400円/月
特徴:
- 基本のHubSpot CRMは完全無料で利用できる
- 豊富な機能を兼ね備えたオールインワンパッケージ
- 顧客関係を強化し、顧客の定着率を向上させる
モバイル対応:あり
実績:世界で120カ国以上、11万社以上の企業で導入
導入おすすめ企業
- スタートアップ企業
- 中小企業
- 大企業
導入サポート:別料金。顧客ごとに最適なプランを提案
公式HP https://www.hubspot.jp/pricing/crm
eセールスマネージャー

ソフトブレーン社が提供する「eセールスマネージャー」は、純国産のSFA。
日本の営業スタイルを熟知した営業のプロが、「国内営業に最適なSFAを!」という目的で開発しています。
その結果、次のすべての項目で継続してトップの座に君臨する、国内で満足度No.1のSFAです。
- 使い勝手
- 業務改善への満足度
- 導入効果実感
- システム満足度
SFAの多くは海外製品のため、ツール内の日本語での文章表現や項目がわかりにくい、あるいは日本の営業スタイルにあわない場合も多々あるのが否めません。
その点、日本で開発され、国内の満足度が1位のeセールスマネージャーは現場で定着しやすく、売上に直結すると考えられます。
純国産SFAのため、海外拠点間で使う場合には、海外製SFAと比較して課題が出てくる可能性がありますが、日本人が日本(日本語)で使うなら最適といえるSFAです。
価格:
- スタンダード:11,000円~/月額/1ユーザーあたり
- ナレッジシェア(閲覧のみ):6,000円~/月額/1ユーザーあたり
- スケジュールシェア(グループウェアのみ):3,000円~/月額/1ユーザーあたり
特徴:
- 面倒な設定が不要で、簡単に導入できる
- 営業に関連するすべての情報の一元化、可視化が可能
- 直感的に操作できるインターフェース
- 日本発のシステムなので日本の営業スタイルに合う
- 閲覧だけのユーザー向けの定額プランも用意されている
- 30日間の無料トライアルあり
モバイル対応:あり
実績:5,500社以上で導入、利用継続率95%、総合満足度No.1のCRM/SFA
導入おすすめ企業
- 中小企業
- 大企業
導入サポート:別料金で可能。個別導入支援プランを提案
Dynamics 365 Sales

「Dynamics 365 Sales」は、Microsoft社が提供するサービスです。
営業支援にとどまらず、顧客ニーズの分析やAIを活用したインサイトを提供。
また、Microsoft Teamsとの連携で、オンライン営業も簡単に行なえます。
Microsoft Office 365をはじめとするMicrosoft 製品との同期もスムーズなため、連携機能を重視したいという場合にもおすすめのSFAです。
一方で、SFAの最小限の機能があればよいと考える中小企業にはミスマッチになる可能性が高いと考えられます。
価格:
- Dynamics 365 Sales Professional:7,070円/1ユーザー/月額
- Dynamics 365 Sales Enterprise:10,330円/1ユーザー/月額
- Microsoft Relationship Sales :17,576円~/1ユーザー/月額
- Dynamics 365 Sales Premium:14,680/1ユーザー/月額
特徴:
- AIがコミュニケーション効果を高める
- 使い慣れたMicrosoft Officeとの連携で作業できる
- 一元化されたワークスペースで、リアルタイムにパイプラインの管理ができる
モバイル対応:あり
実績:非公開
導入おすすめ企業
- 中堅企業
- 大企業
導入サポート:別料金で可能。ユーザーの課題やニーズに合わせた最適な導入メニューを提案
公式HP https://dynammics.microsoft.com/ja-jp/sales/overview/
Senses(センシーズ)

Senses社の「Senses(センシーズ)」は、営業活動を時系列で表示し、共有すべき情報はカード形式で直感的に操作できるなど、直感的な情報確認とオペレーションが可能。
ITリテラシーが高くなくとも使いこなすことができます。
案件ボードの活用で各営業担当のステータスをリモートワーク中でも直感的に共有可能なため、働き方改革の推進に寄与。
外部情報を取得する機能は、取引先企業の会社概要やプレスリリース、財務情報を自動的に取得するというユニークな機能です。
SFAの利用開始時や顧客登録時に発生する情報入力の手間も省けます。
ただし、使いやすさ重視のためか、ユーザーごとに細かいカスタマイズをすることができません。
価格:
- Starter:25,000円~/5ユーザー/月額
- Growth:100,000円~/10ユーザー/月額
- Enterprise:300,000円〜/20ユーザー/月
特徴:
- カード形式で視覚的にもオペレーションも分かりやすい
- 顧客情報の自動取得で、情報入力の手間やミスがない
- 14日間の無料トライアル可能
モバイル対応:あり
実績
- 利用企業数:1,300社
- 平均売上成長率:39%
- 利用継続率:98%
導入おすすめ企業
- 中小企業
導入サポート:初期費用無料。問い合わせ用チャットが常駐し、平均2分で回答する。
公式HP https://product-senses.mazrica.com/
Zoho CRM

Zoho社の「Zoho CRM」は、見込み客管理や既存顧客管理、商談管理などSFAの基本的な機能に加えて、AI営業アシスタントを搭載しているのが特徴です。
ちなみに同社のAI営業アシスタントは「Zia(ジア)」と名づけられています。
Zoho Intelligence Assistant(インテリジェンス・アシスタント)の略称で、営業担当者が入力するデータや活動状況を機械学習し、商談の勝算や予想外の売上悪化などを予測して知らせてくれるのです。
Zoho CRMはSFAとして十分な機能を提供しながらも、低価格。
投資リスクが抑えられることに加え、年契約ではなく月額契約でも利用可能な点もユニークです。
ただし、日本での導入実績がまだ少ないので、英語対応ができ、ITリテラシーが高い人材が会社内に必要でしょう。
価格:
- スタンダード:1,440円/ユーザー/月
- プロフェッショナル:2,400円/ユーザー/月
- エンタープライズ:4,200円/ユーザー/月
- アルティメット:5,400円/ユーザー/月
*上記費用は、年間契約プランの場合。
特徴:
- Zia(AIアシスタント)による営業支援
- 月額料金でも利用可能
- ワークフロー機能がある
- 堅牢なセキュリティで情報を暗号化
- コミュニケーションの効率化を実現
- 15日間の無料お試し登録(無料トライアル)
モバイル対応:あり
実績:世界15万社以上の導入実績
導入おすすめ企業
- スタートアップ企業
- 中小企業
導入サポート:別料金で可能。ユーザーの要望に合わせた提案(定額サポートあり)
公式HP https://www.zoho.comsalesforce.com/jp/products/sales-cloud/overview/
Oracle Sales Cloud

「Oracle Sales Cloud」は、データベースからハードウェアのサービスまで展開するOracle社のSFAです。
同社の提供するその他のソリューションと連携して、幅広い業務フローを支援することができるので、Oracleソリューションを広く活用するグローバル企業で特に評価されている製品です。
Oracle Sales Cloudは、マーケティング活動をサポートする「テリトリー分析」と、タイムリーで実用的な「売上予測」などの機能強化が特徴といえますが、価格の点しかり、競争力があるような差別化が多くあるわけではありません。
価格:
- Professional Edition:7,800円/ユーザ/月
- Standard Edition:12,000円/ユーザ/月
- Enterprise Edition:24,000円/ユーザ/月
- Premium Edition:36,000円/ユーザ/月
特徴:
- AI主導でデータ入力とタスク管理を自動化
- Oracle Customer Experience (CX)とERPが組み込まれたプラットフォームで、サブスクリプションを管理
- パートナーのチャネルサイクルを完全に制御
- 顧客分析機能で受注を最適化
- 強力なテリトリー分析
- 売上予測機能
モバイル対応:あり
実績:世界で1,000社の営業組織が導入
導入おすすめ企業
- 中堅企業
- 大企業
導入サポート:別料金で可能。オラクルのパートナーが独自に導入サポートを提供
公式HP https://www.oracle.com/jp/corporate/features/salescloud/
SAP Sales Cloud

「SAP Sales Cloud」は、SAP社が提供するサービスです。
営業支援の基本機能はもちろん、収益認識の新基準であるIFRS 15/ASC 606のリアルタイムレポートで自動化します。
また、サブスクリプション請求を含む料金計算や請求処理も管理できるため、近年スタンダードになりつつある、サブスクサービスもサポートできます。
特にSAP S/4 HANAのグローバルカスタマーなど、企業あるいはグループ全体でSAPを使っている企業にとっては、バックエンドのERPと連携できる点で高い評価を得ています。
しかし、SAP Sales Cloudが提供する多機能に対応するにはある程度のITリテラシーが必要で、また最新のPCなければシステムパフォーマンスが出ずにストレスになる場合も。
価格:非公開
特徴:
- サブスクリプションを含むあらゆる請求処理を管理
- コンプライアンス準拠の収益認識
- 受注ライフサイクル管理の自動化
- オフライン、オンラインで活動を管理でき、パフォーマンスをトラッキングすることで、戦略的にユーザーと関わることができるので、いつでもどこでも営業可能
モバイル対応:あり
実績:25万社以上に支援
導入おすすめ企業
- 中堅企業
導入サポート:別料金で可能。SAPパートナーも独自メニューを用意
公式HP https://www.sap.com/japan/products/crm/sales.html
kintone

「kintone」は、サイボウズ社が提供するサービスです。
同社が提供する「案件管理」や「勤怠管理」など、SFAにとどまらず、さまざまなグループウェアとの連携が可能です。
エンジニアでなくてもビジネスアプリケーションが簡単に作成できるので、必要なテンプレートを組み合わせることで、誰でも使いやすくカスタマイズして運用できます。
すでにサイボウズのサービスを導入している企業には、扱いやすくおすすめのサービスといえるでしょう。
モバイル版のアプリを使えば、外出先からもデータ入力が可能。
ただし、機能ごとにアプリが存在するため入力が面倒になり、現場で定着しないリスクは考慮しておくべきでしょう。
価格:
- スタンダードコース:1,500円/1ユーザー/月額
- ライトコース:780円/1ユーザー/月額
特徴:
- その他同社サービスと連携しやすい
- 30日間の無料お試しあり
- 初期費用無料
- 1ヶ月ごとの契約更新も可能
モバイル対応:あり
実績:約10,000社への導入実績
導入おすすめ企業
- 中小企業
- 大企業
導入サポート:初期費用は無料
公式HP https://kintone.cybozu.co.jp/
JUST.SFA

「JUST.SFA」を提供するジャストシステム社は、日本語ワープロソフトの一太郎を開発したことでも有名です。JUST.SFAは、オペレーションがシンプルで見やすく、また既存の各種マスタをそのままインポートできるといった、システム構築がスピーディにできるカスタマイズ性は評価できます。
「取引先」・「リード」・「案件」など、必要情報をパネル化し、視覚的に分かりやすいリレーションを表現、マウスだけで簡単に操作できるシステムです。
オペレーションが分かりやすいSFA(営業支援システム・ツール)を導入したい企業におすすめですが、その反面、SFAのみでの使用では高額になるので導入するには検討が必要といえます。
価格:15,000円/1ユーザー/月
特徴:
- 必要となる営業情報を1画面に集約できるため、営業活動を効率的に管理可能
- あらゆる分析作業が手軽に行えるので、現場の課題を迅速に把握できる
- マウスのドラック&ドロップでレイアウトカスタマイズ可能
- 無料トライアルあり
モバイル対応:あり
実績:非公開
導入おすすめ企業
- 中小企業
導入サポート:要問い合わせ:導入前の無料相談あり
公式HP https://www.justsystems.com/jp/products/justsfa/
DPS for Sales

ワークフロー/BPM製品で8,200社を超える導入実績を誇るNTTデータイントラマート社が提供するSFAが「DPS for Sales」です。
プランによって使用できる機能が異なりますが、2020年のリリースのため、他SFAが提供する一般的な機能はすべて搭載されています。
DPS for Salesはエクセルで作成した帳票を複数登録することが可能。
オリジナルな帳票がノンプログラミングでSFAと繋がり、また、スマホで取り込んだ名刺情報と、営業活動を紐づけて管理できるため、顧客情報がボタンひとつで確認できるのもユニークです。
情報を更新するフルユーザー、情報を参照するライトユーザーという2パターンのユーザープランがあり、さらにクラウド、プライベートクラウド、オンプレミスの3パターンのプランが提供されています。
クラウドプランなら、使用料以外の費用は発生しません。
まだリリースして間もないため事例が少なく、また、他SFAとの比較が難しく、どのような要件がある会社に合うのか判断できかねるので、今後の動向に要注目です。
価格:
- クラウド・フル:4,500円/ユーザー/月
- クラウド・ライト:2,500円/ユーザー/月
- プライベートクラウド・フル:3,500円/ユーザー/月
- プライベートクラウド・ライト:1,500円/ユーザー/月
- オンプレミス・フル:100,000円
- オンプレミス・ライト:30,000円
※すべて年間契約、プライベートクラウド、オンプレミスでは初期費用と基盤費用が別途必要。オンプレミスはライセンス買い切り。
特徴:
- 基幹システムやMA、名刺管理などさまざまな外部サービスとの連携が可能
- エクセル資産や名刺情報が有効活用できる
- 多角的視点からの商談情報管理が可能になるため、営業予測の精度があがる
- 5日間の無料トライアルあり
モバイル対応 :あり
実績:あり。実数は未公開
導入おすすめ企業
- 中堅企業
- 大企業
導入サポート:クラウドは無料、その他は有償(要相談)
公式HP https://dps.intra-mart.jp/forsales/
monday.com

monday.com社が提供する「monday.com」には世界でも有数のシェアを誇るSFAです。
中小企業から大企業まで世界で約15万社が導入しており、営業支援やカスタマーサービス、マーケティングやEコマースなど、幅広いサービスに対応できるのが特徴です。
プランによっては細かなカスタマイズもできるため、会社の要件に合わせSFAを柔軟に構築できます。
多くのサービスと連携させたい場合にもおすすめといえるでしょう。
ただし、海外で開発されていることに加え、多機能でITへの知識が要求されるため、現場で定着しないリスクをよく考慮したうえで導入検討する必要があります。
価格:
- 個人:永久無料
- ベーシック:900円/ユーザー/月
- スタンダード:1,100円/ユーザー/月
- プロ:1,800円/ユーザー/月
- エンタープライズ:お問い合わせ
※ユーザーごとの製品は年間契約の場合。月額契約も可能だが割高になる。
特徴:
- ニーズに合わせて自由にデザインできる
- ダッシュボードが直感的なので、チームですべての取引を共有しやすい
- ワンクリックでデータ統合
- 個人使用の場合は永久無料(使用機能の制限あり)
モバイル対応:あり
実績:monday.comは世界で15万社以上が導入
導入おすすめ企業
- スタートアップ企業
- 中小企業
- 中堅企業
導入サポート:要問い合わせ。日本法人はまだないが、日本の大手SIerが日本の代理店を務めている
公式HP https://monday.com/lang/ja/
SFA(営業支援システム・ツール)を比較選定するポイント

各SFAの特徴を見てもピンとこない場合は、最初にSFA選択の基本をおさえてみましょう。
選ぶべきSFAが明確になり、売上に結びつく可能性も上がるはずです。
具体的なポイントとしては、以下5つです。
- コストパフォーマンス
- 求める機能
- 他部署との連携
- 工数削減
- 比較ツールの活用
それぞれのポイントの詳細を解説していきます。
1:コストパフォーマンス
SFAを導入するときに重視すべきは、「やりたいことを実現できるシステムか」「コスト以上の効果が期待できるか」の2点です。
たとえば、AI(人工知能)による営業支援を期待しているのに、AI機能のないシステムを導入しても意味がありません。
あるいは、AI機能が搭載されていても、製品が高額かつ機能が豊富すぎる、つまりオーバースペックでは、コストパフォーマンスが落ちます。
予算範囲内で目的が達成されるシステムかどうか、あるいは、目的を達成する機能がオプション扱いならば、予算追加が想定範囲内か、といったことを考慮すべきでしょう。
2:求める機能
SFAを導入するにあたり、どのような機能を求めているかもポイントです。
下部に主要機能を紹介しますが、導入にあたっての要件をしっかりと固め、「コストはかかっても高機能」と「低コストで最低限の機能」のどちらを選ぶかを決定しましょう。
3:他部署との連携
複数の部署にまたがって利用する場合には、連携機能が必要になります。
たとえば、営業と経理の情報連携が必要であれば、請求処理など決済に関わる機能と連携できるシステムの選定がおすすめです。
4:工数削減
SFA導入の目的のひとつは、社員の工数を下げ、コスト削減を実現すること。
システム導入直後には、想定外の工数がかかってしまうことは仕方がありません。
しかし、いつまでもオペレーションに慣れなかったり、機能があり過ぎて使いにくかったりする場合には、システム導入がかえって余計な工数を生んでしまい、システム導入前と比較してコストを増やしかねません。
事前に小規模でのテスト運用を実施して、システム導入によって工数を減らすことができるかを検証するのがよい方法と考えられます。
導入前にまず、自社がかかえる課題を洗い出し、システム導入の目的を明確にしておきましょう。
5:比較ツールの活用
SFAやCRM導入を考えている方々に対して、弊社では無料でお役立ちコンテンツを提供しています。
導入を考えている場合は以下をご参照ください。
CRM導入の際、体制構築で失敗しないポイントを説明しています。
その他、失敗要因や成功ポイントなど、導入成功に向けての情報はこちらの記事にまとめています。
よろしければご覧ください。
SFA(営業支援システム・ツール)に搭載されている主要機能

SFA(営業支援システム・ツール)に搭載される機能の紹介
SFAは営業支援システムのため、ほとんどの場合、顧客管理からプロセス管理、売上予測や分析レポートといった機能が標準的に搭載されています。
主な機能は以下の通りです。
- 人脈管理
- 案件管理
- 案件シナリオ
- 商談管理
- 予実管理
- スケジュール・プロセス管理
- 日報管理
人脈管理
営業先の企業の人脈を「見える化」できる機能です。
使うSFAしだいで、単に交換した名刺情報の管理から、営業担当者がまだ会えていない人の見える化までできるといった違いが出てきます。
案件管理
顧客や営業担当者、売上金額など、必要に応じて確認したい情報の管理と表示ができるSFAの基本的な機能です。
キャンペーンを打つときや、新商品のターゲットを選定するときなどにも役立ちます。
多くのSFAに搭載されている基本機能ですが、見た目や使い勝手が現場に受け入れられるかどうかはよくチェックすべきでしょう。
案件シナリオ
あらかじめ条件を設定することで、最初の「アプローチ」から「受注」までの理想的なシナリオを作成してくれる機能です。
安価なSFAには搭載されていない場合も多々あります。
一方で、タスクも作成して、受注に向けて抜け漏れなく営業できるようにしてくれる高機能なSFAもあります。
商談管理
訪問した日や営業の内容を記録し、進捗をひと目で分かるようにしてくれるSFAの基本的な機能です。
営業担当者はもちろん、マネージャーも使う機能になります。
デザインや使い勝手が関係者に受け入れられるかを確認しましょう。
予実管理
売上の見込み額と現状をグラフや数値で確認できる機能。
安価なSFAには搭載されていない場合もあります。
目標売上を達成するのに必要なプロセスを洗い出したり、営業活動の軌道修正をしたりできます。
スケジュール・プロセス管理
チームや各営業担当者のスケジュールを把握できる機能です。
営業担当者がスケジュールを組むのに使えるのはもちろん、クローザーやマネージャーが同行する予定を組うときなどにも役立ちます。
日報管理
SFAの中には、営業のデータを入力すると日報を作成できるものもあります。
営業担当者をコア業務に集中させることにつながり、生産性がアップします。
上記の機能の他にも、名刺管理や地図機能など多機能を搭載したSFAも増えています。
どのような使い方をしたいか、導入後のサポートが充実しているかといった点も選択基準のポイントになるでしょう。
以下に、SFAと親和性のあるCRMと合わせて、製品を比較したい方向けに32項目での比較シートを用意しています。素早く機能や価格、特徴など多角的観点から比較をしたい方はぜひご覧ください。
まとめ:適切なSFA(営業支援システム・ツール)を導入するために大事なこととは

自社の要件に合ったSFAを導入するために大事なことは、「SFAを導入することで何を解決するのか」を明確にしておくことです。
せっかくシステムを導入しても、機能が足りなくては話になりませんし、オーバースペックでは持て余します。
オペレーションが分かり難ければ現場で使われなくなりますし、売上という数値に結果が反映されなければ、そもそもの「解決すべき問題」を見誤っている可能性もあるのです。
このようなミスマッチを起こさないためにも、明確な目的達成のための選定基準を作り、導入後も効果の検証を細かく行うことが大切であることをお忘れなく。
よくある質問
Q1:SFA(営業支援ツール)を選ぶ時のポイントとは?
各SFAの特徴を見てもピンとこない場合は、最初にSFA選択の基本をおさえてみましょう。選ぶべきSFAが明確になり、売上に結びつく可能性も上がるはずです。具体的なポイントとしては、以下5つです。
・コストパフォーマンス
・求める機能
・他部署との連携
・工数削減
・比較ツールの活用
Q2:SFA(営業支援ツール)の主要な機能は?
SFAは営業支援システムのため、ほとんどの場合、顧客管理からプロセス管理、売上予測や分析レポートといった機能が標準的に搭載されています。主な機能は以下の通りです。
・人脈管理
・案件管理
・案件シナリオ
・商談管理
・予実管理
・スケジュール・プロセス管理
・日報管理
Q3:適切なSFA(営業支援システム・ツール)を導入するには?
自社の要件に合ったSFAを導入するために大事なことは、「SFAを導入することで何を解決するのか」を明確にしておくことです。せっかくシステムを導入しても、機能が足りなくては話になりませんし、オーバースペックでは持て余します。
このようなミスマッチを起こさないためにも、明確な目的達成のための選定基準を作り、導入後も効果の検証を細かく行うことが大切であることをお忘れなく。