
営業管理システム13選!貴社にフィットするシステムをご紹介
営業活動を効率化させるため、営業管理システムの導入をお考えの企業も多いことでしょう。
しかしいざ選ぶとなると、多種多様なサービスから選ぶことが求められます。
「自社に適した営業管理システムを教えて欲しい」という要望をお持ちの方も、多いのではないでしょうか。
貴社にフィットする営業管理システムを選ぶためには、機能やメリット・デメリットを知ることが重要です。
本記事では、13の主要な営業管理システムをわかりやすく解説し、適切なシステム選びをサポートします。
営業管理システムの概要
そもそも、営業管理システムとはどのようなものでしょうか。
個々のサービスを取り上げる前に、概要を確認していきましょう。
営業管理システムの特徴と代表的な機能
まずは営業管理システムの特徴と代表的な機能について、確認していきます。
営業管理システムの特徴
営業管理システムとは、営業活動を一元管理するシステムのことです。
個々の担当者が行っている営業活動を「見える化」し、進捗状況や課題を可視化します。
これにより、以下のメリットが得られます。
- 営業活動を効率化でき、残業時間を削減できる
- 対応の漏れをなくし、課題に対して早期に対策を取ることで失注を防ぐ
- 顧客に対して適時適切なコンタクトを取ることができ、顧客満足度を高められる
グラフを活用し、多種多様な分析を行えることも魅力のひとつ。
詳細は以下の記事もあわせてご参照ください。
代表的な機能
営業管理システムには、さまざまな機能が搭載されています。
代表的な機能は、以下の通りです。
- 日報
- 顧客管理
- 案件管理
- 予実管理
- スケジュール管理
このように、営業活動に欠かせない機能がひとつにまとめられていることが特徴です。
費用はさまざま〜毎月100万円以上になる場合も
営業管理システムの費用で多いのは、ユーザー数に比例するサービスです。
月額料金は1ユーザー当たり、数百円から数万円までさまざま。
利用者数が多くなると、ランニングコストがかさむことに注意が必要です。
多くの営業担当者を抱える企業では、毎月100万円以上の出費を要するかもしれません。
もっともコストを削減するあまり、業務の効率化が行えないようでは本末転倒です。
必要な機能が搭載されていることをチェックしつつ、ランニングコストをチェックすることも重要なポイントです。
多種多様な営業管理システムがある
営業管理システムは弊社が提供する「eセールスマネージャー」以外にも、多数のサービスがあります。
- ちきゅう
- ネクストSFA
- cyzen
- HubSpot Sales Hub
- InfAjast
- JUST.SFA
- Kintone
- Knowledge Suite
- Microsoft Dynamics 365 Sales
- SalesForce Sales Cloud
- Senses
- WaWaFrontier
それぞれのサービスについて、次の章で解説します。
徹底解説!営業管理システム13選
ここからは、代表的な営業管理システムを13種類取り上げます。
それぞれについて、順に解説していきましょう。
eセールスマネージャー Remix CLOUD

弊社では営業管理システム「eセールスマネージャー Remix CLOUD」を提供しており、以下に示す多種多様な機能を活用できます。
- 顧客情報管理
- 案件管理、商談管理
- スケジュール管理
- 予実管理やBIなど、営業部門に関するさまざまな分析手法
- 日報管理
- 地図機能(マップ上で訪問計画を立てられ、1クリックで活動報告を行える)
一度の入力で全機能に反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」、使い勝手の良さや豊富なサポート体制も、定着率95%という高い実績につながっています。
月額料金は、1ユーザー当たり月額6,000円から。
ただし参照を行うだけなら2,000円から、スケジュールを確認するだけの方は1,500円からとなっています。
操作権限に合ったライセンスを適切に組み合わせることで、充実した機能の活用とコスト管理を両立できます。
ちきゅう

国産の営業管理システムには、ジーニーが提供する「ちきゅう」も挙げられます。
主な特徴は、以下の通りです。
- シンプルで直感的な画面により、使いやすさと高い定着率を実現
- GmailやSlackなどの外部サービスと連携可能
- 平均1~2ヶ月で運用開始、本稼働まではもちろんサポートも充実
料金プランは4種類用意されており、1ユーザー当たり月額1,480円から利用可能。
月額4,980円のプロプランでは、ほぼすべての機能を使えます。
また15日間試用できるため、事前に機能を確認できます。
ネクストSFA

「ネクストSFA」は、ジオコードが提供する営業管理システムです。
特徴は以下の4点です。
- 一般的な営業職だけでなく、インバウンド営業やルートセールスに使える機能も搭載
- 設定項目が豊富
- 最短で翌営業日から利用可能
- 会計freeeやMoney Forwardなどのサービスと連携可能
料金プランは1種類のみで、10ユーザーまで一律で毎月50,000円です。
11人以上の場合は、1人増えるごとに月額4,000円ずつ増額します。ルートセールスに便利な「セールスマップ機能」は、月額15,000円の追加で利用できます。
なお2週間の体験版もありますので、機能を試すことが可能です。
cyzen

レッドフォックスが提供する「cyzen」(サイゼン)は、外回りでの営業活動に特化した営業管理システムです。
代表的な機能として、以下の4点が挙げられます。
- 営業部員の現在地やステータスが地図上に表示され、必要な指示も出せるほか、日々の行動記録も残せる
- 外出先から報告が可能、写真もアップできる
- 外出先から顧客の所在地や過去の履歴を確認できる
- フィードバックやチャットも簡単に行える
このような機能をスマートフォンから操作できる点が特徴です。
一方でcyzenは年間での契約が必要で、価格は個別見積りとなっています。
HubSpot Sales Hub

「HubSpot Sales Hub」は代表的な営業管理システムの1つで、多くの企業で使われています。
営業管理システムに求められる機能のほかにも、以下の特徴があります。
- 外出先でも予定の追加など、事務作業が簡単に行える
- CPQ(製品構成、価格設定、見積もり作成)ツールを搭載。適切な見積書を簡単に作成できる
- HubSpotはマーケティングやCRMなどのサービスも提供。有機的な連携ができる
- 見積書作成やドキュメント管理などは、無料プランでも可能
無料でも基本的な機能が使える「HubSpot Sales Hub」ですが、有料プランも3種類用意されています。
たとえばレコードのカスタマイズが必要な場合は、月額54,000円から(5ユーザー)のProfessionalプランが必要です。
また営業部門の経常収益を確認したい場合は、月額144,000円から(10ユーザー)のEnterpriseプランが必要です。
InfAjast

「InfAjast」(インフアジャスト)は、エーエスピーコムから提供されています。SFAに必要な機能はもちろん、以下の機能も搭載しています。
- Web上で表計算が可能な「KPIシート機能」
- 申請書の社内決裁に便利な「ワークフロー機能」
- クラウドはもちろん、オンプレミスにも対応
価格はユーザー数により変わります。
例えば「InfAjastをCloudで月額利用 (丸紅グループ『Cloudest』) 」フル機能プランの月額コストは、10名までなら約4万円、100名までなら約34万円となります。
ユーザー数が5名と制限されますが、30日間の試用も可能です。
JUST.SFA

「JUST.SFA」は、ジャストシステムから提供されています。
ジャストシステムは「一太郎」や「花子」、「ホームページビルダー」や「スマイルゼミ」を提供する企業です。
「JUST.SFA」には、以下3つの特徴があります。
- 入力フォームや画面のレイアウト、チャートの表示方法などをマウスで簡単に変更可能
- 開発環境「サンドボックス」を用意、設定変更後に支障がないか事前に試せる
- 名寄せ機能で、データの表記が異なっていても安心
このように、さまざまな営業スタイルにフィットすることが特徴です。
そのぶん価格は高めで、1ユーザー当たり月額15,000円の費用がかかります。
kintone

kintone(キントーン)は、サイボウズから提供されている汎用の業務効率化ツールで、黄色い雲のロゴが印象的です。
汎用ツールであるため「イチから業務プロセスを登録しなければならず、面倒」と思われがちですが、kintoneには営業支援パックが用意されています。
営業支援パックは顧客や案件情報を入力・確認できること、進捗状況や売上をグラフで確認できることなどが特徴に挙げられます。
利用することで、業務に必要なアプリを作り込む手間が省けます。
ランニングコストは低めで、1ユーザー当たりの最低料金は以下のとおりです。
- ライトコース:月額780円(最低5ユーザー:3,900円から)
- スタンダードコース:月額1,500円(最低5ユーザー:7,500円から)
外部サービスとの連携が不要ならば、お得なライトコースを利用できます。
30日間の試用が可能なことも、特徴の1つです。
Knowledge Suite

ナレッジスイートが提供する「Knowledge Suite」(ナレッジスイート)は、SFAとCRM、グループウェアを統合したサービスです。
さまざまな機能が利用でき、ユーザー数も気にせずに済むことが強みです。
もちろんSFAに必要な機能はひと通り搭載されています。
月額料金は、以下の2通りとなります。
- SFAスタンダード(月額5万円):容量は5GBまで
- SFAプロフェッショナル(月額8万円):容量は50GBまで
容量を超過すると、1GBごとに8,750円が加算されます。
また「SFAだけ欲しい」という要望にこたえられないことや初回は年間契約となる点も、注意すべき点といえるでしょう。
Microsoft Dynamics 365 Sales

Windowsの開発元、Microsoftが提供する営業管理システムです。
特徴として、以下の4点が挙げられます。
- Officeに慣れた方は、ユーザインタフェースが似ているため扱いやすい
- ユーザー自身でアプリを開発できる
- AIにより、行うべき営業活動や隠れたニーズなどのアドバイスを受けられる
- 他の業務に関するDynamics 365製品や、Officeとの連携が可能
月額料金は1ユーザー当たり7,070円からとなります。
ほぼすべての機能を活用できる「Sales Premium」の場合は、月額14,680円が必要です。
SalesForce Sales Cloud

「SalesForce Sales Cloud」は15万社を超える企業で活用されている、代表的な営業管理システムの1つです。
以下に挙げる機能は、特徴的といえるでしょう。
- ソーシャルメディアの情報を取り込める
- ワークフローも搭載、営業活動に関する承認作業に活用できる
- マーケティング機能を搭載、最初のアプローチからリピートオーダーまで本システムで対応できる
- カスタムアプリケーションを作成できる(Essentialsプランを除く)
「SalesForce Sales Cloud」には、4つのエディションがあります。
一番安価な「Essentials」プランは1ユーザー当たり月額3,000円で、リードスコアリングや売上予測機能などが使えず、10ユーザーまでの上限があります。
大部分の機能を利用できる「Enterprise」プランは、月額18,000円が必要です。
なお無料でのトライアルも可能ですので、契約前に機能をチェックすることができます。
Senses

「Senses」は、マツリカが提供するサービスです。特徴には以下の4点が挙げられます。
- AIにより、営業活動のリスクやベストな対応はなにか、アドバイスを受けられる
- プレスリリース、財務情報など、取引先に関する情報を自動で取得
- GmailやGoogleカレンダーと連携、メールやカレンダーの内容を入力し直す必要がない
- OCR機能を活用し、名刺や議事録も読み取れる
月額の料金プランは3種類に分かれていますが、最も安価な「Starter」プランでも5ユーザーで25,000円必要です。
API連携やダッシュボードを使える「Growth」プランは10ユーザーで10万円、AI予測確度を使える「Enterprise」プランは20ユーザーで30万円かかります。
WaWaFrontier

「WaWaFrontier」は、アイアットOECが提供する営業管理システムです。
安価でありながら、営業管理に必要な機能が搭載されています。
加えて、以下に挙げる機能も特徴的です。
- 日報は、グループウェアのスケジュール機能から登録可能
- 「簡易日報予定入力」機能を活用し、数日分をまとめて入力可能
月額料金は基本料金の2,500円に加えて、1ユーザー当たり2,000円が加算されます。
たとえば10ユーザーであれば月額22,500円と、比較的安価で済む点が特徴といえるでしょう。
また14日間の試用も可能ですから、事前にいろいろ試せます。
eセールスマネージャーを選ぶメリット

ここまで挙げた通り、営業管理システムは多種多様です。
そのなかでもeセールスマネージャーは営業の現場に最もフィットし、定着しやすいシステムとなっています。
その理由を4つに分けて、解説していきましょう。
国産のシステムで導入後も手厚いサポート、だから定着率95%以上
いくら機能や実績が豊富でも、貴社で活用できなければ業績アップに貢献できません。
そればかりか投資した金額や、システム検討に要した時間も無駄になります。
せっかく営業管理システムを導入するのですから、有効に活用したいものです。
eセールスマネージャーは、国産のシステムです。
日本の営業や商習慣を熟知した方が開発に携わっていることは、強みの1つ。
データの活用方法や営業戦略の立案まで、サポートする体制を用意しています。
このこともあり、eセールスマネージャーの定着率は95%以上を誇ります。
特別な事情がなければ解約することもなく、ほとんどの職場で業績アップに役立つシステムといえるでしょう。
入力は簡単かつ何度も入力する手間がなく、忙しい方でも使いやすい
優れた営業管理システムでも、入力が面倒だとなかなか定着しません。
この点eセールスマネージャーは、1度の入力ですべての情報に反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」を採用。
スマートフォンで外出先から入力した情報も、瞬時に反映されます。
外回りが続く営業担当者は入力作業が楽になり、管理業務や戦略を立てる上司はスピーディーに情報をチェックできる点が魅力です。
もうExcelやさまざまなシステムに、何度も入力し直す必要はありません。
上長なら気になる予実管理〜課題もすぐにチェックできる
営業部門の上長なら、誰でも気になる予実管理。
売上が思うように上がらないときに、何が原因か分析することはひと苦労です。
eセールスマネージャーなら、売上実績の課題や成功した要因をすぐにチェックできます。
グラフで気になる箇所を見つけたら、ドリルダウンすることですぐに詳細を確認でき、迅速な対策が可能。
成功した事例があれば他のメンバーに横展開することで、営業部門全体のレベルアップを図れます。
eセールスマネージャーの活用により、業績改善へ向けて迅速に判断し、対応することが可能です。
高い満足度を獲得。業界の大手企業を含む、5,000社超の導入実績
eセールスマネージャーは、高い満足度を獲得していることも特徴です。
2020年5月にESP総研が行った調査によると、eセールスマネージャーは以下の5項目でNo.1の評価を獲得しています。
- 使い勝手
- 業務改善
- 導入効果実感
- サービス満足度
- システム満足度
5,000社を超える導入実績があることも、高い評価の裏付けといえるでしょう。
このなかには、業界大手の企業も多数含まれています。
どのような規模の企業にも対応できることも、強みの1つです。
特徴を把握した上で、貴社に合ったシステムの選択を

営業管理システムを導入する目的は、営業活動の効率化にとどまりません。
見込み客にフィットした営業活動を行い、営業成績の向上につなげることも重要です。
成果をあげるためには営業管理システムが職場に定着し、有効に活用されなければなりません。
機能やコストだけに着目して選ぶのではなく、実際にシステムを活用する担当者の使い勝手や、サポート体制にも着目して選ぶことをおすすめします。
その上でシステムの特徴もチェックして、貴社に合ったサービスを選びましょう。
eセールスマネージャーは1ユーザー当たり月額6,000円からの料金で、営業活動に必要なさまざまな機能を使えます。
使い勝手にこだわったシステムと、導入後も業績アップに向けたサポートを受けられる点は大きなメリット。
国産のシステムで、高い定着率も魅力的です。
安心して活用したい方は、eセールスマネージャーの活用をおすすめします。