営業ラボ

営業力強化に役立つノウハウを公開
eセールスマネージャー 営業ラボ・ブログ DXツールは無料でも使える!定番のツール一覧と比較表を合わせて紹介!
DXツールは無料でも使える!定番のツール一覧と比較表を合わせて紹介!
更新日:

DXツールは無料でも使える!定番のツール一覧と比較表を合わせて紹介!

「自社でもDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組み、成果をあげることが要求されているけれども、予算は多くない」

このような悩みに対して、DXの促進に役立つ無料のツールが公開されています。

ただ、無料で使えるDXツールは多くあるため、どんなツールがあるのか、どれを使うのがよいのか、比較検討するだけでも大変です。

それぞれのツールは、実務にどこまで役立つのでしょうか。この記事ではDXに役立つ代表的なさまざまなジャンルのツールを一覧で比較できるようにまとめて紹介し、DX実現を進める情報を提供します。

また、弊社では営業のDXに役立つ「eセールスマネージャー」というDXツールを提供しています。30日間の無料トライアルが可能なので、営業活動のDXに関心のある方はぜひ活用してみてください。

CRM/SFAツール eセールスマネージャー 無料トライアルはこちら

無料トライアル

DXに役立つツールは多種多様

実務ではさまざまなツールを活用し、DXの実現に役立てることが可能です。知名度が高く、幅広く使われている無料のツールも複数あります。

もっとも、「これさえ導入すればOK」というオールマイティーなツールは存在しないので、自社の求めるDXの実現には複数のツールを組み合わせることが必要です。無料のツールでもうまく使えば、実務に求められる多くのニーズを満たせるでしょう。

DXについては、以下の記事もご参照ください。

参考:DX(デジタルトランスフォーメーション)とは?定義や具体策をわかりやすく解説

参考:営業部門のDXにはMA、SFA、BIの各ツールが有効!業績アップにつながる活用法を解説

DXツールはどういう基準で選べばいいのか?

DXツールを選ぶ際の注意点

最近はさまざまなDXツールが登場してきており、ツールの機能も多様化しています。

そのため、自社に導入するDXツールはどういう基準で選べばいいのか、迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。

DXツールを導入する際は、無料のツールであればなんでも導入すればいいという訳ではなく、自社の課題や目的に応じて最適なツールを選ぶ必要があります。ツールの導入だけでDXがうまくいく、ということはほとんどありません。

まずは自社の課題をしっかりと言語化し、その課題を解決できるようなツールを試してみるようにしましょう。

また、無料ツールの導入にはセキュリティ面への配慮も必要です。ツールの提供会社は信頼できるのか、ツール利用者の口コミはどうなっているのか等を確認し、導入の可否を社内で慎重に検討することをおすすめします。

DXに役立つ無料ツールをジャンルごとに一覧で紹介

DXツールは無料でも使える!定番のツール一覧と比較表を合わせて紹介!_DXに役立つ無料ツールをジャンルごとに一覧で紹介

DXへの取り組みにあたり、「有料のツールでないと実務に使えない」というイメージがあるかもしれません。しかし、無料で提供されているツールのなかにも、実務やDXに役立つものはあります。

ここではDXに活用できる無料ツールをジャンルごとにまとめて比較しながら、それぞれの特徴やおすすめの使い道を紹介します。

コミュニケーションツール

最初に紹介するDXツールは、「コミュニケーションツール」です。

社内外でのコミュニケーションに活用できるツールで、導入すれば社内業務や営業活動の効率化が期待できます。

ビジネスチャットの比較表

まずは広く使われている、3種類のビジネスチャットを比較しました。少人数または短期間ならば、さまざまな機能を使えるサービスが多くなっています。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
Chatwork・1つのアカウント、1つの画面で、必要なグループへの登録やメッセージの閲覧が可能
・画面がシンプル。会話の流れをツリーのようにぶら下げる「スレッド」機能は無い
・中小企業や少人数のプロジェクトにおすすめ
・100名、5GBまで利用可能
・音声/ビデオ通話は1対1のみ
・メッセージは直近40日前まで閲覧可能(最大5,000件)
・APIを活用し、外部サービスと連携できる
LINE WORKS・いわゆるビジネス版のLINE。LINEとの連携が可能
・掲示板やカレンダー、ファイル等の保存に使えるDrive、アンケート機能を備える
・LINEに慣れたユーザーが多い企業、スタンプなどを活用したい企業、数名のグループや組織におすすめ
・ユーザー数100名まで
・ストレージは5GBまで
・音声・ビデオ通話、画面共有は4人まで。最大60分
Slack・組織やプロジェクトごとに、ワークスペースが分かれる。チャンネルを活用して細分化もできる
・リプライはスレッド形式で、ツリーのようにぶら下げるため見やすい
・大企業や参加者の多いプロジェクト、多種多様なWebサービスをSlackで統合したい企業におすすめ
・90日前のメッセージまで閲覧可能
・ビデオ通話は1対1のみ可能
・アプリは10個まで追加可能

ツールごとの特徴は、大きく異なります。自社に合ったツールを選ぶことは、DXを実現する鍵です。

Web会議システムの比較表

続いて、Web会議システムを比較していきましょう。無料版で使える内容に大差はありませんが、サービスの特徴には違いがあります。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
Google Meet・Googleアカウントでログインしていれば、別途ソフトのインストールなく使える
・手軽にWeb会議をしたい組織におすすめ
・出席者は100名まで
・会議時間は60分まで
Microsoft Teams・WordやExcelなど、Microsoft製品との親和性が高い
・WindowsやOfficeなどMicrosoft製品をよく使う企業や、長めの個別打ち合わせをオンラインで行う企業におすすめ
・出席者は100名まで
・会議時間は60分まで。ただし、1対1で行う会議は30時間まで可能
Webex Free・音声や映像の品質、通信の安定性が高い
・主要な100以上のアプリとシームレスに連携できる
・安定した通信を最優先する、さまざまなアプリを組み合わせる企業におすすめ
・出席者は100名まで
・会議時間は40分まで
Zoom・知名度が高くビジネスに合った機能を搭載する
・社外の参加者が多い会議を開く企業におすすめ
・出席者は100名まで
・会議時間は40分まで

それぞれのWeb会議システムが持つ特徴を確認して、自社にマッチするサービスを選ぶとよいでしょう。Web会議システムについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

参考:WEB会議システムを無料で使おう!素早く簡単に導入する手順も紹介

営業・マーケティングツール

次に、企業の営業活動やマーケティング活動に使えるDXツールを紹介していきます。営業・マーケティング活動の工数やコストを削減したり、データで活動状況を見える化したりすることができます。

デザインツールの比較表

デザインツールを活用することで、デザイナーでない方でもさまざまな画像や資料、動画をかんたんに作成することができるようになります。HPやSNSでの情報発信や、営業活動での資料作成のハードルがかなり下がります。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
Canva・デザイン初心者でも使いやすいデザインツール
・テンプレートが豊富で、簡単にSNSの画像やチラシのデザイン等を作成できる
・いらすとやとの連携もあり、日本人でも使いやすい
・基本的な機能は無料で利用可能
・有料プランは30日間の無料トライアルが可能
Adobe Express・デザイン初心者も上級者も使えるデザインツール
・Adobe StockやAdobe Fontsと連携して豊富な素材やフォントを利用できる
・デザインにこだわりたい企業にオススメ
・基本的な機能は無料で利用可能
・プレミアム機能は30日間の無料トライアルが可能

WEBサイト制作ツールの比較表

WEBサイト制作ツールを使えば、WEBサイトやLPの制作がプログラミングなしで可能になります。新商品や新サービスの紹介ページ、求人募集用のサイトを無料で作ることができます。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
Wix・多種多様なテンプレートを用いてホームページやLPが作成できる
・機能が多く、自社の目的に合わせてホームページをカスタマイズできる
・基本的な機能は無料で利用可能
・Wixプレミアムプランは14日間の全額返金保証に対応
Studio・デザイン性の高いホームページやLPを作成できる
・大手企業での導入実績も多い
・基本的な機能は無料で利用可能
ペライチ・簡単にシンプルなホームページやLPが作成できる
・機能がシンプルで操作しやすい
・はじめてのホームページやLPを社内で作りたい企業にオススメ
・1ヵ月間無料でホームページを運営できる

CRM/SFAやMAの比較表

CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援システム)MA(マーケティングオートメーション)等のツールを活用すれば、属人的になりがちな営業・マーケティング活動のデータ化や、データをもとにした改善・効率化が可能です。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
HubSpot CRM・営業活動やマーケティングに役立つ機能を、無料で使える
・費用はかけられないが、できるだけ充実したCRM/SFAを求める企業におすすめ
・最大100万件のコンタクトを登録可能
・ユーザー数は5名まで
・ストレージ容量は無制限。期限もない
・GmailやOutlook、Messengerとの連携が可能
Ambassador Relations Tool・マーケティングに必要な機能が無料で揃っている
・少ないコストでマーケティングを強化したい企業におすすめ
・CRM、MA、メールマーケティング、NPS計測、顧客分析、SNS連携の機能を揃える
・顧客は10,000人まで登録可能。月間UU数は10,000まで
eセールスマネージャー・効率的に営業活動のデータ化ができる
・営業DXのために充実したサポートを受けたい企業におすすめ
・導入、稼働、定着サポートが受けられる
・30日間の無料トライアルあり

こちらの資料では、自社に最適なCRM/SFAを見つける方法について分かりやすくまとめています。ぜひ合わせてチェックしてみてください。

資料ダウンロード

AIツールの比較表

AIツールを活用すれば、工夫次第でさまざまな業務をDXすることが可能です。

AIツールは文章の作成や要約、画像生成やプログラミングなどさまざまな業務に活用することができます。また、AIツールは日々進化しており、今後はより複雑な業務にも対応することが期待できます。

ChatGPT・OpenAIが開発したAIツール
・ユーザー数が多く、プロンプトの例などさまざまな情報が普及している
・基本的な機能は無料で利用可能
・最新の言語モデルであるGPT-4oは、無料版では限定的な利用のみ
Gemini・Googleが開発したAIツール
・GoogleMAPやGmailなどGoogleが運営するさまざまなツールと連携できる
・検索結果をもとに回答内容のファクトチェックが可能
・基本的な機能は無料で利用可能

ChatGPTやGeminiの詳細については、以下の記事で解説しています。具体的な活用方法を知りたいという方はぜひチェックしてみてください。

参考:ChatGPTの使い方とは?日本語で質問するコツや活用方法を解説

参考:対話型AIサービス「Gamini」とは?ChatGPTとの違いや活用法、注意点を解説

その他ツール

ここまで紹介したツールのほかにも、DXに役立つツールはあります。主な5つのツールを紹介します。

ツール名特徴やおすすめの使い途無料版で使える内容
Dropbox Basic・共有リンクを介して、大容量ファイルのやり取りが可能。ファイルのプレビューにも対応
・大きなサイズのファイルを送受信する組織におすすめ
・2GBのストレージを利用できる
・ファイルやバージョンの復元は、30日以内なら可能
Redmine・課題管理や情報共有、スケジュール管理が可能。Webブラウザを通して操作する
・チケットの管理やスケジュール管理を無料で行いたい組織におすすめ
・チケットにより、問題や課題を管理する
・ガントチャート機能でのスケジュール管理
・Wikiを使った文書作成
・バージョン管理システムとの連携
Trello・タスク管理やアイデアの可視化を行える
・プロジェクト管理を無料で行いたい組織におすすめ
・カードは無制限で作成可能。タスクやアイデアを記載できる
・ボードは1つのワークスペースにつき10枚まで
・コマンドの実行は月250回まで
Hirehub・募集から選考、入社まで、採用活動に必要な機能を無料で使える
・採用活動にかかる費用を抑えたい企業や団体におすすめ
・求人作成
・応募者管理
・人材エージェントとのやり取りを一元化
・面接日程の調整
フリーウェイ経理Lite・仕訳の入力や経理業務に必要な帳票の出力が可能
・経理業務に必要な入力を行え、帳票を作成できる
・クラウド会計システムをコストを抑えて使いたい企業におすすめ
・仕訳の入力
・科目の作成
・元帳や損益計算書、残高試算表などの帳票
・グラフ(企業分析レーダーチャートなど)

開発部門や製造部門、間接部門など、企業活動における幅広い部門で無料のツールを活用し、DXの実現につなげることが可能です。

DXツールを社内でうまく活用するには?

ここまで、無料でも使えるDXツールを比較しながら紹介しました。さまざまなジャンルのDXツールを紹介しましたが、これらのツールはどれも、導入しさえすればDXがうまくいくというものではありません。

DXツールを社内でうまく活用するためには、いくつかのポイントを意識しておく必要があります。

目的もなくDXツールを導入しない

まず、目的もなくDXツールを導入してしまうことはおすすめしません。無料で使えるツールであっても、目的もなく次々に導入していくと、それだけで時間を割かれ、成果にもつながりません。

まずは自社の抱えている課題をしっかりと把握し、それを解決できるようなDXツールを比較、検討するようにしましょう。

自社の組織に合ったDXツールを活用する

次に、自社の組織課題や社員のリテラシーに合わせてDXツールを導入することも重要です。最近は機能の充実したツールも多くありますが、機能が多すぎて複雑になると、社内にうまく浸透しないという事もよくあります。

多機能・高品質なツールは魅力的に感じますが、すべての会社でこのようなツールが必要だとはかぎりません。むしろ、機能は少なくシンプルなツールの方が、社員にとっては使いやすいということもよくあります。

自社に合うDXツールがわからないという方は、サポートの充実したDXツールを活用するのも一つの手です。導入後のサポートがあれば、ツールを導入したのにうまく定着しなかった、という失敗を防ぐことができます。

複数のDXツールを比較する

DXツールを導入する際は、複数のツールを比較して検討してみることも重要です。

DXツールによっては、組織に一度導入してしまうと、その後の変更が難しくなるものも少なくありません。導入後に他のツールの方が魅力に感じたり、導入したツールに不満が出てきたりすることはよくあります。

たとえ無料のツールの導入であっても、複数サービスを比較して導入した方がDXの失敗は防げるでしょう。

無料ツールのデメリットも理解しておく

最後に、無料ツールのデメリットについて理解しておくことも重要です。

DXは、無料のツールを組み合わせるだけでも十分に実現することが可能です。一方で、組織のサイズやニーズによっては、機能などの限界を感じるケースもあります。

たとえば、無料のツールには下記のようなデメリットがあります。

  • 機能に制限がある
  • かゆいところに手の届く機能を選べない
  • カスタマイズができない
  • 利用者数やデータ量、利用回数が制限される
  • 電話やメール、チャットによる問い合わせを受け付けず、個別具体的なサポートを得られない場合も多い
  • 広告が表示される場合がある

上記のようなデメリットがあるため、すべての企業で無料のツールが役立つとは限りません。複数の無料ツールを組み合わせても、自社の求めるDXを実現できない可能性があります。

無料のツールで対応していない機能が必要だったり、データや業務量の多い企業は、有料のツールやサービスの選択も検討してみましょう。代表的なケースを、以下に挙げました。

  • 多人数とのコミュニケーションを、制限なく行いたい
  • 大量のデータもスムーズに使いたい
  • ワンストップで多種多様な機能を使いたい
  • かゆいところに手が届く機能を使いたい
  • 手厚いサポートを受けたい
  • DXを実現するうえで、制限をできるだけなくしたい

弊社の提供しているeセールスマネージャーというDXツールでは、導入から活用までに手厚いサポートを行い、営業のDXを支援しています。

無料のツールやサービスでは自社の課題が解決できない際は、有料のツールやサービスもぜひ検討してみてください。

営業のDXを実現したいならeセールスマネージャーがおすすめ

営業活動のDXに興味があるという方は、先ほど紹介したようなCRM/SFAを活用してみるのがおすすめです。無料トライアルができるサービスも多いので、社内の課題に合わせてぜひ検討をしてみてください。

また、弊社で提供しているeセールスマネージャーは、使いやすい機能性と充実したサポートによって企業の営業活動のDXを支援しています。

eセールスマネージャーを使うことで、以下のメリットが得られます。

  • 一度の情報入力でさまざまなデータに反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」を活用できる
  • 直感的な操作が可能な使いやすい画面
  • SNSやタイムライン機能を搭載し、外出先でも必要な情報の確認・報告がすばやくできる
  • 本稼働までオンライン・オフラインでのサポートを実施

185業種、5,500社を超える企業への導入実績があります。導入した95%の企業で継続利用されていることは、eセールスマネージャーが業務にフィットしたサービスであることを示しています。eセールスマネージャーの活用により、DXによる業務改革を実現できるでしょう。

また、こちらの資料ではDXツールを導入し営業のDXに成功したさまざまな企業の事例を紹介しています。営業のDXにご関心のある方はぜひ資料をダウンロードしてみてください。

資料ダウンロード

DXの無料ツールは機能と制限事項を把握・比較したうえで活用を

無料ツールはうまく組み合わせることで、DXの実現に役立ちます。低コストで業務改革を実現できることは、大きなメリットといえるでしょう。

一方で、無料ツールはユーザーから料金を徴収しないため、機能が制限されるケースも多いです。どの機能をどこまで使えるか、しっかりと比較し、詳細を把握したうえで活用するとよいでしょう。

また、そもそも無料のツールは、すべての企業のDXに役立つわけでなければ、すべてのニーズを満たせるわけでもありません。もし自社のニーズが無料のツールで満たせなければ、有料サービスを活用する必要もあります。

弊社では豊富な機能はもちろん、直感的で使いやすく入力の手間もかからないCRM/SFA「eセールスマネージャー」を提供しています。DXの実現に向けて、活用をご検討ください。

資料ダウンロード
製品について 製品について
CRM/SFA製品 分類比較・解説資料
ページトップへ