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eセールスマネージャー 営業ラボ・ブログ 【2024年版】エクセル(Excel)を独学で勉強する方法4選|おすすめサイトや本・アプリを紹介
【2023年版】エクセル(Excel)を独学で勉強する方法4選|おすすめサイトや本・アプリを紹介
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【2024年版】エクセル(Excel)を独学で勉強する方法4選|おすすめサイトや本・アプリを紹介

業務において活用機会の多いエクセル(Excel)。基礎から体系立てて学習したことのある方は意外と少ないのではないでしょうか。

本記事では、数あるエクセル勉強法のなかでも、独学で効率よく習得できる方法を厳選して紹介しています。「日々の業務を効率化したい」「即戦力となるスキルを身につけたい」とお考えの方は、ぜひ参考にしてください。

エクセルを効率よく勉強する4つの方法

会社員がエクセルの習得を目指す場合、以下を利用することで効率的に学習を進めることができます。

  1. Webサイト
  2. YouTube
  3. 書籍
  4. アプリ

業務のすきま時間や休日を利用して、無理なく学習できる方法を選択することが大切です。独学でエクセルの習得を目指している方は、これらの方法を駆使して学習を進めてみてください。

エクセルを勉強する際の重要ポイント

独学でエクセルの習得を目指している方は「どのような点に留意すれば挫折しづらくなるか」をおさえておきましょう。

ここでは、効率的に学習を進める重要ポイントを紹介します。

基礎から順番に学習する

エクセルには、基本操作から発展した応用手法が数多く存在します。そのため、応用的な機能の前提知識となる「基本操作」から、段階を追って学んだほうが圧倒的に効率がよいのです。

基礎が習得できていれば、発展的な操作の習得スピードが大幅に向上します。

業務で活用する操作に絞って学習する

エクセルには、幅広い用途で活用できる多数の機能が搭載されています。そのため「ひと通りの操作を習得してから実務に生かそう」という勉強方法は、効率が悪くおすすめできません。

まずは「エクセルを使って何を実現したいのか」「どのような業務を効率化したいのか」を明確にしたうえで、必要となる機能を優先的に学習しましょう。「どんどん触って学ぶ」ことが、効率的に操作を習得する秘訣です。

「エクセルを顧客管理に使いたい」という方は、以下の記事も参考にしてください。

顧客管理はExcel(エクセル)でできる! 作り方や無料テンプレートを紹介

体系的に学べる教材を選択する

知識を学ぶ際は「段階を追って身につける」ことを重要視しましょう。前述したとおり、エクセルの学習は順序立てて行うことが大切なため、体系的に情報が網羅された教材を選択することをおすすめします。

さらに、学んだ知識を「実務でどのように生かすのか」を常に意識することも大切です。具体的な利用シーンを想定した教材を選択することで、知識を即戦的なスキルとして身につけることができます。

エクセルの正しい勉強手順【3ステップ】

エクセルの正しい勉強手順【3ステップ】

エクセルの学習をスムーズに進めるための基本ステップを紹介します。 学習内容を効率的に習得するために、以下の手順を参考に進めてみてください。

1. エクセルの基本操作を覚える

まずは、エクセルを使いこなすうえで必須となる操作の練習を行いましょう。

主な基本操作には以下のようなものがあります。すでに習得が完了している場合は、ステップ2へ進んでください。

文章作成 文章の入力や背景色・文字色の設定など
表作成 四則演算や自動計算など
グラフ作成 入力したデータをもとにグラフを作る
入力規制 セルに入力する数値のルール設定

後の操作に必要不可欠な知識となるため、マスターするまで入念に学習することをおすすめします。

基本操作の詳細は、以下の記事を参考にしてください。

参考:Excel(エクセル)の使い方・基本機能を初心者向けに解説【2024年版】

2.エクセルの関数を覚える

関数をマスターすると大量のデータを処理できるようになり、業務効率が飛躍的に向上します。確実に覚えたい関数の具体例は以下のとおりです。

  • IF関数
  • AND関数・OR関数
  • COUNTIFS関数
  • SUMIFS関数
  • ROUNDDOWN関数
  • VLOOKUP関数

特に便利なVLOOKUP関数については、以下で詳細を解説しています。

参考:そのまま使える!EXCELのVLOOKUP関数の使い方と構文を解説

3.エクセルのマクロを使えるようになる

マクロとは「複数の小さな処理をまとめて実行できるように保存し、いつでも簡単に呼び出せる機能」のことです。繰り返し行う作業を自動化できるため、人的ミスの削減や業務の効率化に役立ちます。

マクロを使いこなす技術が身につけば、エクセルスキルをアピールするうえで十分な根拠になるでしょう。

マクロの詳細は以下の記事を参考にしてください。

参考:Excelマクロとは?VBAとの違いや基本の使い方、業務効率化のヒントを解説

エクセルの勉強に役立つ本3選

業務中にわからないことが発生した際、書籍は手元でサッと疑問を解決できて便利です。以下では、精度の高い情報が網羅されているおすすめの書籍を3つ紹介します。

Excel 最強の教科書[完全版]【2nd Edition】

『Excel 最強の教科書[完全版]』は、販売部数55万部を突破したベストセラーです。あらゆる分野のビジネスで即活用できる、基本ルールと実践テクニックが余すところなく掲載されています。

「学んだことをすぐにでも実務に役立てたい!」とお考えの方に最適の書籍です。

著者 藤井 直弥/大山 啓介
出版社 SBクリエイティブ
出版日 2022年3月23日
ページ数 360

できるYouTuber式 Excel現場の教科書

動画の再生回数180万回を突破した人気YouTuberの長内孝平さんが、総合商社の実務で身につけたエクセル術を紹介している書籍です。テキストだけでは掴みにくい操作のポイントも、連動したYouTube動画で効率的に学べます。

多忙なビジネスパーソンにおすすめの一冊です。

著者 長内孝平
出版社 インプレス
出版日 2019年2月1日
ページ数 208

たった1日で即戦力になる Excelの教科書【増強完全版】

22万部突破のベストセラーとなった『たった1日で即戦力になる Excelの教科書』を、最新バージョンにアップデートした改訂版です。エクセルの入門書でありつつも、実務に即活用できる裏技を多数掲載しています。

「仕事をラクにする」新たな知識を身につけたい方に最適です。

著者 吉田拳
出版社 技術評論社
出版日 2020年3月4日
ページ数 384

エクセルの勉強を効率化する無料サイト3選

時間や場所にとらわれず効率的にエクセルの勉強を進めたい方は、Webサイトの活用がおすすめです。以下では、独学に役立つ無料Webサイトを3つ紹介します。

moug

mougは、Office全般のテクニックを学べるWebサイトです。エクセルを起動させるところから段階を追いつつ画像付きで解説しているため、初心者でも迷うことなく学習を進められます。

不明点を質問できるQ&A掲示板も用意されており、他ユーザーから回答を募ることもできます。利用者が多く、情報が新しい点が強みのWebサイトです。

Be Cool Users Office

Be Cool Users Officeも、Officeソフト全般を幅広く学べる学習サイトです。情報が細かくカテゴリ分けされており、求めている内容へ簡単にたどり着くことができます。

YouTubeチャンネルも運営されているため、動画とテキストを組み合わせて効率的に学習可能です。学習の初期段階においては、Be Cool Users Officeひとつで必要十分な知識が得られるでしょう。

Microsoftサポート

エクセルの操作で迷うことがあれば、公式のMicrosoftサポートもあわせて確認しましょう。

常に最新の情報をキャッチできることに加え、動画やスクリーンショットが充実しています。言葉のわかりづらさはあるものの、信頼できる情報ソースとして活用可能です。

エクセルの勉強がラクになる無料アプリ2選

【2023年版】エクセル(Excel)を独学で勉強する方法4選|おすすめサイトや本・アプリを紹介_エクセルの勉強がラクになる無料アプリ

通勤時間や休憩時間など、すきま時間を活用して学習を進めたい方にはアプリがおすすめです。以下では、無料でエクセルの勉強ができるスマートフォンアプリを2つ紹介します。

仕事で役立つ表計算の技

「仕事で役立つ表計算の技」は、初心者~中級者向けのテクニックが200以上収録された無料アプリです。「やりたいこと」から目的の機能を検索可能なため、業務の合間にサッと活用できるでしょう。

学習進捗の管理機能も搭載されており、勉強の達成感を得られることもポイントです。

iOS版

表計算関数 使い方を覚えて作業効率アップ

「表計算関数 使い方を覚えて作業効率アップ」は、視覚的に理解しやすい説明が特徴の無料アプリです。eラーニングサイトi-skillupが運用しており、Webサイトとあわせて活用することで学習理解が深まります。

エクセル関数の学習に特化しているため、学習の過程で取り入れるのがおすすめです。

iOS版

Android版

エクセル技術の効果を最大化させるためには

営業部門において、顧客管理や営業管理をエクセルで行っている組織も少なくないでしょう。エクセルは自由度が高く使いこなしやすい反面、分析機能やセキュリティ面において不十分な点があることも否めません。

以下のようなケースに該当する場合は、エクセルと併用して専用ITツールを活用することも検討しましょう。

  • 複数名で管理・運用できる体制を構築したい
  • 大量のデータを統合して管理したい
  • 過去の履歴を蓄積してナレッジとして生かしたい
  • データを売上の向上に生かしたい

エクセルを使いこなすことは、あくまで業務を効率化するための手段に過ぎません。組織の最終目的に適したツールを選定し、活用シーンに応じてエクセルと使い分けることが大切です。

エクセルとITツールを駆使して組織の成果を最大化させよう

エクセル技術を習得すると作業時間が短縮され、生産性の高い業務にリソースを集中できるようになるでしょう。

一方、目的や利用シーンによってエクセルが適さないケースもあります。エクセルの限界を感じる部分は他のITツールに置き換えつつ、柔軟に活用法を検討することが、組織の成果を最大化させる秘訣です。

以下に、ITツールの実践的な活用法を学べる資料をご用意しました。

「現場の業務をラクにしたい」「データ管理を業績向上に直結させたい」とお考えの方は、ぜひ活用してください。

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