
【2022年版】おすすめタスク管理、todo管理ツール14選を徹底比較!
「タスク管理ツールを比較しているが数が多くて大変…」「最適なものを教えてほしい…」と思っていませんか?
どれも同じように見えるタスク管理ツールですが、実は適した業種・職種や明確な特徴があります。
そこで本記事では、おすすめタスク管理、ToDo管理ツール14選を徹底比較しました。
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タスク管理ツールとは

タスク管理ツールとは、タスクを管理するための専用ツールであり、成果や生産性をアップできるものです。
- ガントチャート(管理表)からタスクの詳細へ簡単に移動できる
- 着手日や終了日前にアラートを担当者に送ることが可能
- スマホでもPCでも見やすく、操作しやすい
- 各種ファイルの添付可能
- 作業や確認に最適なフォーマットへワンクリックで切りかえることができる
- プロジェクトごとにタスクをしぼりめる
エクセルやスプレッドシートなどでもタスク管理はできますが、使い勝手の良さではタスク管理ツールにかないません。しかし、自社に合うタスク管理ツールを選ばないと損失になりえます。後で紹介する「最適なツール選びに役立つ選択ガイド」を活用してください。
タスク管理ツールが注目を集める理由

テレワークなどの多様な働き方を採用する企業が増えました。そのため、毎日オフィスに出社して働くのと同様に、タスクの一元管理や情報共有を自宅あるいは外出先から可能にする環境が必須となったので、タスク管理ツールが注目されるようになりました。
タスク管理ツールはスマホやタブレットからアクセスできて、移動中の隙間時間でもデータ入力が可能となるので、生産性が向上します。また、マネージャーはタスク管理ツールで全メンバーの進捗情報がいつでも確認できるので、状況が芳しくないメンバーに対して迅速なサポートが可能になります。
チーム全体のタスクのスケジュール調整も柔軟に行うことができるため、タスク管理ツールはマネージャーの作業効率もアップさせます。
タスク管理とプロジェクト管理の違いとは
最近のビジネスシーンでは、「タスク」と「プロジェクト」という用語がよく使われています。しかし、双方を何となく同じような意味と捉え、それぞれの意味を正確に理解できていない人も少なくないでしょう。
また、業務を円滑に進めるために必要な概念である「タスク管理」と「プロジェクト管理」も同様に混同されている場合があるので、この2つの違いを明確にしていきたいと思います。
プロジェクトはタスクの集合体
プロジェクトとタスクの違いをひと言でいえば、業務の規模の違いです。プロジェクトとは、ある目標を達成するための計画内容や、そのために組織されたチームのこと。
一方、タスクはひとつのプロジェクトの中にあって各メンバーに割り当てられた、職務を構成する小さい単位の業務のことです。さまざまな課題や作業を意味し、さらには一つひとつのタスクの中にさらに細かいタスクがあることがほとんどです。
つまり、プロジェクトは「タスクの集合体」ともいえ、プロジェクト成功のためには個々のタスクを計画通りに完了していく必要があります。
裁量がどこにあるかの違い
プロジェクト管理とは、目標達成に向けた取り組みの進捗状況を管理すること。プロジェクトを円滑に進めるためには、プロジェクト単位で現場を仕切るプロジェクトマネージャー(管理者)が任命されるのが一般的です。
プロジェクトマネージャーは誰にどのタスクを割り当てるか、計画通り作業が進捗しているかなど、プロジェクト全体の状況を常に把握した上で、メンバーに的確な指示を与えたり、必要に応じてリソースの追加やスケジュール変更なども自らの裁量で行います。
一方、タスク管理ではタスクを担当するメンバーが自ら進捗管理を行うので、個々のメンバーによる裁量で行うという点が、タスク管理とプロジェクト管理との違いです。
タスク管理はプロジェクトの成功に必要
タスク管理とプロジェクト管理は異なる概念でありますが、この2つがうまく連動しないことには、最終的な目標達成は望めません。
プロジェクトを成功に導くには、プロジェクトマネージャーだけが孤軍奮闘するのではなく、メンバーそれぞれがタスクオーナーとして、自らに割り当てられたタスクを計画通りに進めて完了することが必要なのです。
つまり、個々のタスク管理を確実に成功裏に完了することが、プロジェクトを成功させるために必要不可欠といえます。
タスク管理ツールを導入するメリット
タスク管理ツールを導入するメリットは、以下の5つです。
- 業務を効率よく進められる
- 緊急の依頼や別の仕事が入っても即対応できる
- カテゴリーごとにタスク管理できる
- 目的を意識して仕事ができる
- プロジェクトの進捗状況を可視化できる
得られるメリットがタスク管理ツールを導入する目的になるので、各メリットの詳細を解説していきます。
業務を効率よく進められる
正しいタスク管理自体のメリットでもありますが、業務を効率よく進められるようになるのがツール導入のメリットの1つです。タスク管理ツールで進捗状況や期日を可視化すると現状の優先度が明確になるため、プロジェクトの成功率が高まり無駄を減らせます。
これ以上稼働できないメンバーや、逆に余裕があるメンバーも把握できるので、遅れを取りもどしやすくなるでしょう。効率的なタスク管理の手法については、以下の記事で解説しています。
タスク管理とは? 基本知識からより効率的な管理方法、ツールをご紹介
緊急の依頼や別の仕事が入っても即対応できる
タスクリスト外の作業や急を要する仕事は日々、発生するものです。無視はできないもののタスクもれや遅れの原因になるのも事実です。しかし、タスク管理ツールを利用すれば臨機応変に対応できます。
余計な仕事が発生したタイミングでタスク管理ツールを更新し、あわせて簡単な報告や情報共有をしておけば、適切な人事評価にもつながります。
カテゴリーごとにタスク管理できる
作業に必要なタスクを複数作成することで、個人単位だけでなく、プロジェクトや部門ごとにタスク管理することが可能です。ボードごとに管理できるため、仕事が複雑化せず、効率的かつ円滑に業務を遂行できます。
目的を意識して仕事ができる
作業における進捗状況や目的意識が明確でないと、仕事に取り組むモチベーションが向上しません。
タスク管理ツールを活用することで、眼前の仕事をどんな目的と意味で行っているのか明確にできるため、はっきりした目的意識を持って仕事に邁進できます。
プロジェクトの進捗状況を可視化できる
各工数の進捗状況を把握し、業務の優先順位づけや無駄な作業の削減、情報共有の徹底などができるのもタスク管理ツールのメリットです。本来の目的である「業務効率化」や「生産性向上」を目指せます。
タスク管理ツールの機能
タスク管理ツールには、製品によって数多くの機能が搭載されており、どの製品が自社に最適なのか選択に迷うところです。
ファイル添付やカレンダーなどの基本的な機能以外で、ほとんどの企業で必要となる機能としては次の8つが考えられますので、これらが搭載されているかどうかが選択のカギとなります。
- プロジェクト管理
- ToDoリスト
- カンバン
- ガントチャート
- コメント
- ファイル添付
- 詳細情報の記入
- タスク検索機能
図や動画も使って具体的に紹介していきましょう。
プロジェクト管理
ボード作成により、チームやプロジェクトごとでのタスク管理が可能です。複数のボードを作成できるので、チームごとの情報整理が迅速に行えます。各ボードにメンバーを新たに招待することや削除もできるので、タスクの混同も防ぐこともできます。
ToDoリスト(担当割り振り、可視化)
タスク管理ツールでメンバーにタスクやToDoを割り振れることは標準的な機能ですが、視覚化できるか、見た目が好みであるかも重要なポイントといえます。ご参考までに、下図は後で紹介するTASKWORLDのToDoリストです。
また、下図のようにメンバーのリソースを確認できる機能(後で紹介するWrikeの分析機能)を使いながら、タスクを割り振るツールもあります。

カンバン
カンバンは、付箋のようにタスクを追加・管理する方法です。使用イメージは下図(後で紹介するJootoのカンバン)がわかりやすいでしょう。

入力しやすくかつ見やすく、画像なども添付できるのでチームでタスクを共有する際の効率が上がります。
ガントチャート
ガントチャートは、プロジェクトや工程の管理を視覚的に確認できるツールです。使用イメージは以下の動画(後で紹介するBrabio!のガントチャート)がわかりやすいでしょう。
エクセルなどで管理するのとは異なり、多人数でリアルタイムで更新でき、誤った保存を防いだり復元できたりするのがポイントといえます。
個々のタスクは、プロジェクト成功のためにあるので、ガントチャート機能でプロジェクト成功にむけてタスクが達成されているかをツールで確認したいところです。
コメント
タスクのカードごとにコメントを追加することができます。一斉配信はもちろんのこと、@(メンション)を付けて、コメントの送付先をコントロールすることも可能です。また、コメントはタスクの関連ログとして残せるので、タスクの補足やフィードバックに活用するのがよいでしょう。
ファイル添付
タスクに関して参考にすべきドキュメントデータや作業プロセスの画像データを、タスクのカードに添付することができます。参考データがあればタスク内容がより明確になるので、効率的なコミュニケーションが可能になります。
詳細情報の記入
タスクのカードごとに担当者、納期(期日)、タスクの区分(ラベル)などの詳細情報が記入できます。タスク管理に必要な情報を記入することで、タスクを細分化して管理できるので、整理が楽になります。
タスク検索機能
現在進行中のタスクはもちろんのこと、過去のタスクについても情報を検索できます。過去に類似するタスクがあれば参考にできるため、より効率的に作業を進めることができるでしょう。
「チーム」タスク管理ツール10選

個人向けツールを飛ばして、下のチャート分岐の上からツールを紹介していきます。

ツールが絞り込めている場合は、以下のツール名をクリックすれば、各ツールの説明に移動します。
eセールスマネージャー

eセールスマネージャーは、営業部に特化したタスク管理ツールです。カンバンやガントチャートとった機能の代わりに、営業パーソンの活動を見える化できる機能とタスクや指示を追加するのに長けた機能が多数ついています。使用イメージは、以下の動画が分かりやすいのでご確認ください。
一般的なタスク管理ツールで営業部のタスクを管理するのは難しいですが、eセールスマネージャーなら可能です。そして利益を生む部署である営業部からツールを充実させると、増えた利益で他の部署にもツールを導入しやすくなります。
なお、価格は大きく分けて3つのプランが用意されています。
プラン名 | 料金(月額) | 備考 |
スタンダード | 11,000円(1ユーザーあたり) | 基本機能がすべて利用可能 |
ナレッジウェア | 6,000円(1ユーザーあたり) | 閲覧のみ |
スケジュールシェア | 3,000円(1ユーザーあたり) | グループウェアのみ |
定着率95%をほこるツールであり、売上や利益に大きく貢献すると考えられます。中小企業向けのより安価なツールも用意されているので、機能の詳細確認を含めて公式サイトをご覧ください。
Redmine

Redmineはオープンソース、つまり無料で使えるタスク管理ツールです。ただし、インターネットにつなぐブラウザで使うツールではなく、自社サーバーにインストールして使うオンプレミス型になっています。もともとエンジニア向けのタスク管理ツールということもあり、ITリテラシーの高い人材が必要です。
Redmineの主なタスク管理の機能は、todoリストやガントチャートであり、使用イメージは以下の動画にわかりやすくまとめられてます。
タスク管理以外の機能としては時間管理やWikiなどがあり、RedmineはWeb開発などをスムーズにすすめるのに長けたツールです。なお、クラウド版のMy Redmineを使えばインストールは不要になりますが、有料になり、以下のいずれかの料金プランを選択する必要があります。
プラン名 | 料金(月額) | ユーザー数 | 備考 |
スタンダード(S)プラン | 8,000円 | 1,000人 | ストレージ容量200GBなどの制限あり |
ミディアム(M)プラン | 14,000円 | 1,000人 | ストレージ容量400GB |
ラージ(L)プラン | 28,000円 | 2,000人 | ストレージ容量800GB |
自社サーバーにインストールするオンプレミスの利用なら無料で、破格のツールといえます。しかし、機能が足りなくなってBacklogと並行して使ったり、後で紹介するJiraに乗り換えたりしたという声もあります。Redmineのインストールは、以下のリンク先から可能です。
Jira

タスク管理ツールとして広く紹介されているJiraですが、公式サイトで「アジャイル開発」と書かれているように、基本的にエンジニア向けのツールといえます。
ただし、アドオンによる拡張機能が豊富に用意されているので、マーケティングやビジネスオペレーションに使うことも可能です。ソフトウェアがメイン事業で、徐々にマーケティングなどの部署を拡大していこうと思っているなら、おすすめのタスク管理ツールといえます。
Jiraの主なタスク管理機能は以下のとおりです。
- ToDoリスト(Jiraの名称ではチケット)
- カンバン(Jiraの名称ではボード)
- バーンダウンチャート
ちなみにガントチャートはアドオンを追加することで使えます。Jiraの使用イメージは以下の紹介動画がわかりやすいです。
Redmineの管理機能で物足りなくなった企業向けといえます。一方、Redmineで十分といえる開発規模の場合、逆にJiraだと入力する工数が負担になるといった声もあります。また、開発のタスク管理が出発点なので、他の部門や全社的に使えるツールを探しているなら、BacklogやJooto、Wrikeなどのツールを検討するのがおすすめです。
プランはクラウド版とオンプレミス版が用意されています。クラウド版の料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | 料金(年間) | 備考 |
トライアル | ー | Free版(期限なしの10ユーザーまで)での利用、またはStandardかPremiumいずれかの申し込みで、1ヶ月間のみトライアル可能 |
Standard | 25ユーザー:232,000円50ユーザー:463,000円 ︙ | プロジェクトアーカイブなどの機能が使えない |
Premium | 25ユーザー:452,000円50ユーザー:908,000円 ︙ | ストレージ容量も無制限になるなど、すべての機能が使える |
料金はユーザー数ごとに上がる設定になっています。料金や機能の詳細を確認したい場合は、以下のリンクから公式サイトをご確認ください。
Backlog
Backlogは、タスクやプロジェクトの管理に必要な機能を多く備えていながら、使いやすい国産ツールです。どちらかというと、ウェブやソフトウェア開発のタスク管理を意図したツールですが、使いやすさから多くの業種・職種が使えるツールになっています。実際、大手広告代理店や新聞社もBacklogを活用中です。
Backlogの使用イメージは以下の動画がわかりやすいです。
上の画像の機能を含めて、Backlogに搭載された主な機能は次のとおりです。
- ToDoリスト
- カンバン
- ガントチャート
- バーンダウンチャート
- Gitネットワーク
ウェブやソフトウェア開発以外の職種であれば、カンバンとガントチャートをメインに使うことになるでしょう。使用イメージは上の動画のとおりです。
バーンダウンチャートとGitネットワークは、ウェブ開発などには便利な機能なので、簡単に紹介します。まず、バーンダウンチャートは、開発期間と残タスク量を視覚化できるツールで、使用イメージは下図のとおりです。
納期までにチームでプロジェクトを完了するために、個々人が必要なタスクをこなさなければいけないときに便利な機能です。
次に、Gitネットワークとはタスクの分岐や流れを視覚化する機能です。使用イメージは下図をご確認ください。

上のGitネットワークの他にもバグ管理システムやバージョン管理機能がついています。したがって、Backlogは多くの業種・職種で使えるツールですが、特に開発プロジェクトのタスク管理に長けたツールといえます。料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | 料金(月額) | ユーザー数 | 備考 |
スタータープラン | 2,640円 | 30人 | 登録できるプロジェクト数の上限5などの制限あり |
スタンダードプラン | 12,980円 | 無制限 | 登録できるプロジェクト数の上限100などの制限あり |
プレミアムプラン | 21,780円 | 無制限 | ストレージ容量100GBなどの制限あり |
プラチナプラン | 55,000円 | 無制限 | アクセスログの提供などを含めて全機能が使える |
一見、割高に感じられる料金ですが、ユーザー数は無制限で、スタンダードプランでも登録できるプロジェクト数は100と比較的多くなっています。たとえば、後で紹介するJootoなどは最も高価なプランで1ライセンス(≒1ユーザー)あたり980円かかります。
Jootoの最も高価なプランを20人で使うと、Backlogのスタンダードプランとほぼ同じ金額になるのが実情です。人数と使いたい機能をよく考えたうえで、タスク管理ツールを選定すべきといえます。
なお、Backlogは30日間どのプランも全機能が使えるので、試してみると良いでしょう。ユーザー数については、以下のリンクから公式サイトをご参照ください。
TASKWORLD

TASKWORLDは、チャット機能や時間計測といった機能もついたタスク管理ツールで、以下のようなタスク管理の基本機能も搭載されています。
- ToDoリスト
- カンバン
- ガントチャート
下図のように、タスクの絞り込みやアナリティクス機能もあるので、オールインワンのタスク管理ツールといえるでしょう。

TASKWORLDの使用イメージは以下のデモ動画が参考になります。
多機能なのでTASKWORLDを導入すれば使うツールの数を減らせるといったメリットも得られますが、比較的高い料金といえます。
プラン名 | 料金(月額) | 備考 |
フリー | 0 | 10ユーザーまで、ストレージ容量1GB |
プレミアム | US$8(1ライセンスごと) | ユーザー数、プロジェクト数とも無制限、ストレージ容量500GB |
ビジネス | US$154(1ライセンスごと) | ユーザー数、プロジェクト数とも無制限、ストレージ容量1TB |
プレミアム、ビジネス共無料トライアルが用意されているので、機能の詳細確認を含めて以下のリンクから公式サイトをご覧ください。
Asana

Asanaは多機能ながらシンプルで直感的に使えるUIを持つタスク管理ツールです。
- ToDoリスト
- カンバン(Asanaの名称ではボード)
- ガントチャート(Asanaの名称では タイムライン)
各機能の使用イメージは以下のデモ動画が参考になります。ちなみに20分以上の動画なので、かいつまんで確認したりブックマークしたりすることもご検討ください。
下図のようにチームメンバーのタスク状況などを確認する機能などもあり、オーソドックスなタスク管理ツールとしての完成度が高いです。

外部ツールの連携先も充実しています。Google CalendarやSlackなど、連携したいツールが多数あるなら、特におすすめのツールといえます。一方で、汎用性の高さから、ある程度使い慣れないと何をすれば良いのか分かりにくいという評判も。料金プランは以下のとおりです。
プラン名 | 料金(月額) | ユーザー数 | 備考 |
Basic | 0円 | 15人 | タイムラインなどの機能が複数使えない |
Premium | 1,200円(1人あたり) | 無制限 | ・タイムラインなどの機能が使える・Salesforceとの連携などができない |
Business | 2,700円(1人あたり) | 無制限 | ・Salesforceとの連携などができる・データのエクスポートと削除などができない |
Enterprise | 要問い合わせ | 無制限 | ・全機能が使える |
優れたツールで評判も良いですが、Basic以外のプランは、1ユーザーあたりで料金がかかるので注意が必要です。年払いにすると割引になるので、検討してみると良いでしょう(上記は年払いの場合の月額料金)。
料金や機能の詳細は、以下のリンク先の公式サイトでご確認ください。
Jooto

Jootoは、直感的に使えるシンプルなUIながらもカンバンやガントチャート機能で厳密なタスク管理ができるツールです。具体的なタスク管理関連の機能としては、以下のとおりです。
- ToDoリスト
- カンバン(Asanaの名称ではボード)
- ガントチャート(Asanaの名称では タイムライン)
各機能の使用イメージは以下の紹介動画が分かりやすくなっているので、ご確認ください。
タスク管理をするのに必要な機能がそろっています。シンプルでなじみやすい製品なので、ITリテラシーがさほど高くなくとも使いこなせるでしょう。
ただし、シンプルな分、Backlogのようにタスクの説明を細かく書くといったことは難しいです。たとえば、Backlogならタスクの説明を書く際に、下図のように見出しをつけたり表をつけたりできますが、Jootoではできません。
担当者がこれまでにやったことのない仕事や複雑な仕事は、Jootoだけでは伝えづらいシーンが出てくるでしょう。開発職のタスク管理が出発点のタスク管理ツールは、ツールだけで仕事の用件が伝わるように設計されています。
使うツールを極力、少なくしたいなら、管理するタスクのことを改めて考えた上で、タスク管理ツールを選ぶべき。つまり、Jootoのシンプルさはメリットにもデメリットにもなるわけです。
Jootoの料金プランは以下のとおり4種あります。
プラン名 | 料金(月額) | ユーザー数 | 備考 |
無料プラン | 0円 | 4人まで | ゲスト機能使用不可などの制限あり |
スタンダードプラン | 417円(1ライセンスごと) | 5人~(4人まで無料) | IP制限ができないなどの制限あり |
エンタープライズプラン | 980円(1ライセンスごと) | 5人~ | 全機能が使用可能 |
コンサルティングプラン | 要問い合わせ | 10人〜 | 全機能が使用可能、活用支援あり |
4人までの利用は無料で基本機能がすべて使えるので、テスト的にJootoを試してみることは十分可能です。以下のリンクから試してみてください。
Brabio!
Brabio!はガントチャートの作成をメインにしたタスク管理ツールです。BacklogやTASKWORLDなどに比べるとできることは少なくなりますが、その分ツールに苦手意識のある人でも使いやすいでしょう。タスク管理の機能としては、以下が搭載されています。
- ToDoリスト
- ガントチャート
Brabio!の使用イメージは、以下のデモ動画をご覧ください。
プラン名 | 料金(月額) | 備考 |
無料プラン | 0円(5ユーザーまで) | プロジェクト数は無制限だが、ストレージは50MBまで。 |
エントリープラン | ・3,300円(10ユーザーまで)・6,600円(20ユーザーまで) ︙ | ストレージは1GBまで |
ミッドレンジプラン | ・33,000円(100ユーザーまで)・66,000円(200ユーザーまで) ︙ | ストレージは1GBまで |
エンタープライズプラン | 要問い合わせ | 柔軟にカスタマイズ可能 |
5ユーザーまでは無料で使えるので、以下のリンク先からお試しください。
Trello

Trelloは、視覚的にわかりやすいタスク管理ツールです。2021年の2月になって機能が大幅に追加されましたが、以前はカンバンがメインのツールでした。現在も特にカンバン(Trello内ではカード)に力が入れられています。主な機能は以下のとおりです。
- ToDoリスト
- カンバン
- ガントチャート
使用イメージは、以下の紹介動画がわかりやすいです。
カンバンに力が入れられているだけあって、無料プランでもカンバン(カード)は無制限に追加できます。無料プランを含めて用意されているプランをまとめて紹介すると以下のとおりです。
プラン名 | 料金(月額) | 備考 |
Free | 0$ | ガントチャートなどが使用できない |
Standard | US5$(1ユーザーあたり) | 無制限のストレージ(250MB/ファイル) |
Premium | US10$(1ユーザーあたり) | ダッシュボードビュー、テーブルビューなどビュー機能が豊富 |
Enterprise | 要問い合わせ | 全機能が使用可能 |
Trelloの無料プランはメンバーも無制限なので、まずは公式サイトにアクセスして試してみると良いでしょう。
Wrike

Wrikeは世界中で2万社、日本でも1,000社以上で使われているタスク管理ツールです。以下の通りタスク管理ツールの基本的な機能はもちろん、マネジメントに関する機能も充実しています。
- ToDoリスト
- カンバン
- ガントチャート
上記機能や社員のマネジメント機能の使用イメージは、以下の紹介動画に分かりやすくまとめられています。
上の動画のとおり、変わっていく状況とチームのリソースを加味してタスクを管理する機能が他ツールよりも充実しています。各個人へのタスク配分状況を確認できるのはもちろん、下図のように部門をまたいでのタスク状況も確認可能です。
Wrikeでは状況の変化とチームのリソースを加味してタスクを管理する機能が他ツールよりも充実しています。各個人へのタスク配分状況を確認できるのはもちろん、下図のように部門をまたいでのタスク状況も確認可能です。

また、SalesforceやOfficeソフトなど、多くのメジャーなツールと連携でき、アドオンで機能追加もできます。ただし、アドオンは有料で、価格も下の表のとおり比較的高めです。
プラン名 | 料金(月額) | ユーザー数 | 備考 |
Free | 0$ | 5人まで | ガントチャート機能などが使えない |
Professional | US9.8$(1人あたり) | 5・10・15人 | タイムトラッキングなどの機能が使えない |
Business | US24.8$(1人あたり) | 5~200人 | BIツールとの連携などができない |
Enterprise | 要問い合わせ | 5~無制限 | すべての機能が使える |
5人までなら無料で基本機能を試せるので、公式サイトから利用し始めてみると良いでしょう。以下のリンクから公式サイトにとべます。
最適なツール選びに役立つ選択ガイド
最適なツール選びのためには、以下のガイドをご覧ください。

ツールが絞り込めたら詳しい説明を見ていきましょう。まず、チームのタスク管理ができるツールの詳細を解説していきます。
タスク管理ツールを導入し活用することで、案件進捗やチームのリソースなどマネジメントに必要な情報をリアルタイムに把握することが出来ます。タスクの抜け漏れ防止はもちろんのこと、的確なタイミングでマネジメントを行うことにも有用です。
タスク管理ツールに興味がある方や、導入を考えている方に向けてタスク管理選定比較シートをご用意いたしました。以下より無料でダウンロードできますので、ぜひご覧ください。
「個人タスク」管理ツール4選

個人向けタスク管理ツールは、基本的にフリープランだけでも十分活用できるレベルにあります。したがって、各ツールを試しに使ってみるのが効率的です。
もっとも、おすすめできるツールは限られており、ここでは以下4つのツールを紹介していきます。
- ToDoist
- Nozbe
- Google keep
- Microsoft to do
上記以外にも先に紹介したチーム向けツールを個人で使うのも一つの手です。上記4ツールで物足りなければ、JootoやTrelloなどを検討してみてください。
ToDoist

ToDoistは、シンプルなデザインで操作性に優れているだけでなく、タグ付けや、業務の優先度を細分化して設定することが可能です。また、ToDoistは100を超える連携機能を持ち、自社で活用するシステムやアプリとの連携が可能なため、利便性を格段に高めてくれます。
Nozbe

Nozbeは、単なるToDoリストではなく、工数の整理やチームでの情報共有に優れたツールです。外部ツールとの連携はもちろん、メール機能や銀行に準ずるレベルのセキュリティ機能を保証しているため、個人での活用より、チームやプロジェクトでの活用に最適といえます。
Google keep

Google keepは、メモを登録する機能がメインですが、タスク管理ツールとして活用することも可能です。
メモ機能だけでなく、リストの追加や画像の添付、リマインダーの追加、アーカイブなど、タスクの管理に不可欠な要素が備わっています。また、Google Chromeの拡張機能を活用することで、Webサイトからもタスクを追加できるため、他ツールと比べても利便性が劣ることなく使うことが可能です。
Microsoft to do

Microsoft社が手掛けるサービスで、タスクやリストをどこからでも確認・管理することが可能なツールです。タスクごとに単純なステップに分割することができるため、今日やるべきタスクだけでなく、緊急度や重要度の高いタスクにフォーカスしてリストを管理することができる仕組みになっています。
迷ったら意識したい!ツール選びのポイント4つ

タスク管理ツールを導入するだけで即、業務の効率化や生産性の向上が実現するわけではありません。
タスク管理ツールの導入効果を最大化するためには、組織の目的や導入意図に沿ったツールを選んで取り入れる必要があります。 以下では、タスク管理ツールを選ぶ際に不可欠な4つのポイントを紹介します。
機能の豊富さ
タスク管理ツールといっても搭載機能はさまざまで、近年登場したツールの中にはタスク管理の機能にとどまらず、タスク管理を活用した結果、どのような効果や成果が出ているかを分析・グラフ化してくれる機能が備わったものもあります。
「なぜタスク管理ツールを導入するのか?」、「導入によってどのような成果を出したいのか」といった理由付けを明確にして、それに沿った機能を搭載するツールを選ぶようにしましょう。
コスト
タスク管理ツールを比較する際に重要なのはコスト面の管理です。 以下の2点に着目してみましょう。
無料でどのくらいの機能が使えるか?
ツールによってはそもそも無料で使えない場合もありますが、無料で使える場合でも、機能に制限がついている場合もあります。しかし、無料で使うことができれば初期費用を抑えながらタスク管理ツールが使えるので、無料で使える機能があるかどうかを一度チェックしてみることをおすすめします。
クラウド型か、インストール型か?
タスク管理ツールには「クラウド型」と「インストール型」の2種類が存在します。
クラウド型であれば低コストで導入することができますが、利用者の人数に応じて料金が上乗せされることがあります。対するインストール型は、人数ごとの上乗せはありませんが、導入に際してシステムをインストールしたり、自社設備を対応させるのに時間と費用が必要になります。
操作性・利便性
タスク管理ツールを決める際は、そもそも使う従業員にとって操作性・利便性に優れているものでなければなりません。業務の効率化や可視化を目指して導入したはずなのに、「入力方法が難しい」、「ツールを開くより覚えた方が早い」という声が出るようではシステムの形骸化に繋がりかねません。タスク管理ツールへの入力は習慣化されるべきものなので、誰でも簡単に使える操作性の良いものを選ぶようにしましょう。
利用する人数
タスク管理ツールを個人で使うのか、チームやプロジェクトごとの複数人で使うのかによっては、ツール自体のシステムや料金体系、ツールの使いやすさなどが変わってきます。導入の際には利用する人数を確認しましょう。
まとめ:タスク管理ツールを活用して業務効率改善

タスク管理ツールを活用することで、仕事の優先度の把握や臨機応変な対応が可能になり、納期遅れなどのミスやトラブルを未然に防げます。また、導入する目的を明確にすることで、タスク管理ツールの活用を習慣化し、業務効率の改善や生産性の向上につなげられます。
eセールスマネージャーでは、営業活動に対するタスクの管理ができる機能を搭載しています。営業の成果が上がれば他部門へのツール導入の余裕も出てくるので、ぜひ導入を検討してみてください。