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eセールスマネージャー 営業ラボ・ブログ インサイドセールスを成功させるツール25選~特徴と機能を徹底比較!~
インサイドセールスを成功させるツール25選~特徴と機能を徹底比較!~
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インサイドセールスを成功させるツール25選~特徴と機能を徹底比較!~

客先に訪問せずに、電話、メールなどで顧客とやりとりする手法であるインサイドセールス。
社内にいながら、多くの企業に対して営業活動を行えることが魅力です。

一方で、インサイドセールスを支えるツールはたくさんあります。
そのため、どのツールを使ったらよいのか、どのように使ったらよいのかがわからない人も多いでしょう。

本記事ではインサイドセールスに役立つ25種類のツールの特徴や機能などを徹底分析し、貴社に合ったツール選びの情報を提供します。

インサイドセールスの効率化には、ツールの組み合わせがおすすめ

インサイドセールスを効率よく、かつ効果的に行うためには、良いツールを組み合わせることがお勧めです。
利用できるツールは、大きく以下の4種類に分けられます。

  • 名刺管理ツール
  • MAツール
  • Web会議システム
  • CRM/SFAツール

それぞれの特徴と活用するメリットについて、解説していきましょう。

なおインサイドセールスについて詳しく知りたい方は、以下の記事で解説していますから、あわせてご参照ください。

マーケティングには名刺管理ツール

見込み顧客(リード)の発掘やピックアップの第一歩となるツールが、名刺管理ツールです。

名刺をスキャンしたり撮影したりするだけで簡単にデータ化でき、名刺管理を行うことができます。
名刺を片手に、いちいち手入力する手間はもう不要です。

見込み顧客の育成、選択にはMAツール

MA(マーケティングオートメーション)ツールは、顧客を開拓・育成するマーケティング業務を可視化・自動化するツールです。
顧客の情報を一元管理してリードナーチャリングを行い、見込み度の高い顧客を営業に送り出すことが可能です。

MAツールを活用し見込み顧客とコミュニケーションをはかることで、自社製品やサービスへの理解を深めてもらうことが可能です。

十分に理解を得た顧客を選んで営業に送り出せるため、成約率の向上が期待できます。

顧客との商談、提案などのやりとりにはオンライン商談ツール(Web会議システム)

オンライン商談ツールを使用することで、離れた相手の顔を見ながら説明や提案などを行えます。
遠方など頻繁に訪問することが難しい顧客でも、容易に商談を勧められる点は大きな魅力です。

ツールによって接続方法や機能(環境、ログインの有無、メモ、ファイル転送など)、画質、音声の品質が異なります。

可能であれば、リンクをクリックするだけで参加できるなど、相手に負担をかけずに進められるツールを選ぶとよいでしょう。

※WEB会議システムについて詳しく知りたい方は、こちらの記事が参考になります!

高度な顧客管理や営業支援には、CRM/SFAツール

CRMツール(顧客管理システム)には顧客情報管理や問い合わせ情報管理など、さまざまな機能が搭載されています。
CRMツールを使うことで顧客情報を一元管理でき、顧客満足度の向上に貢献します。

搭載されている機能はツールにより異なりますから、貴社が必要とする機能を確認の上、選ぶことをおすすめします。

一方、SFAツール(営業支援システム)は営業活動を管理し「見える化」するツールです。
業務管理、進捗状況、営業活動記録・営業に関する報告など、豊富な機能が搭載されています。

有効に活用することで情報共有や営業の効率化が実現でき、インサイドセールスに大いに役立ちます。

※CRM/SFAツール導入のポイントを知りたい方は、こちらの記事がおすすめです!

名刺管理ツール・6種類を紹介

まず名刺管理ツールとして、代表的な6種類を紹介していきましょう。

Sansan

sansan

利用企業7,000社、シェア84%という実績を持つSansanは、名刺をスキャンするだけでデータ化できる代表的な名刺管理ツールです。

基本的な機能はもちろん、CRMやメール配信機能も搭載。
オフラインで出会った方の名刺情報も蓄積でき、11か国語にも対応可能です。

またAPIを使い、SFAやMAとの連携も可能です。
非営利団体向けプランがあることも、特徴に挙げられます。

CAMCARD BUSINESS

名刺の画像を5秒でデータ化し、いくらでも登録できることが強みの「CAMCARD BUSINESS」。
非対面での名刺交換も可能で、17か国語にも対応します。

簡易SFA機能も搭載しているため、別途SFAを購入することなく、商談情報やタスクを登録可能。
10日間のトライアルが可能なため、事前に使い勝手を試せます。

Eight

Sansanが提供する名刺管理ツールで、撮影するだけでデータ化が実現。
会社名、名前、役職、部署などで検索できるだけでなく、グループ分け、メモの検索も可能です。

また、相手とEightでつながると、名刺情報に変更があった場合に通知が届く便利なサービスがあります。
URLやQRコードを使い、オンラインでの名刺交換も可能です。

ホットプロファイル

ホットプロファイル

名刺をスキャンするだけで顧客DBを自動作成し、名刺管理やリード管理、報告管理などさまざまな機能が使えます。
オンラインでの名刺交換にも対応。

SFAパックなら、商談・案件管理やレポート作成機能も利用可能です。
またオプションの追加により、MAやインサイドセールス、チャットボットのサービスも使えます。

無料トライアル期間が30日間あるため、じっくり機能をチェックできる点も魅力です。

Knowledge Suite

Knowledge Suiteでは、機能の1つに「GRIDY オンライン名刺」が搭載されています。
「SFAスタンダード」または「SFAプロフェッショナル」を契約することで利用できます。

スマホなどで名刺を撮影するだけで、データ化が完了。
名刺交換はURLやQRコードにアクセスしてもらうだけで可能です。

相手がKnowledge Suiteを導入していなくても名刺交換できる点は、大きなメリットといえるでしょう。

Phone APPLI PEOPLE

旧製品名は「連絡とれるくん」。

Sansanの名刺管理機能と連携でき、社内に散在する顧客の連絡先を一元管理できる、クラウド型Web電話帳の特徴を持っています。

電話の着信や、従業員がオフィスにいるかどうかもチェック可能。
社員間では気軽にチャットも可能なので、生産性の向上につながります。

オプションでOffice365との連携もできます。

ツール名 特徴/機能 対応する機器の種類 連携 料金
Sansan オンラインで名刺情報を蓄積可能。
CRMやメール配信機能あり。
11か国語に対応
スマホ、パソコンで利用可能 APIを使って、SFAやMAなど様々なシステムと連携可能 Lite、Standard、DXの3種類。
詳細は非公表。
非営利団体向けプランあり
CAMCARD BUSINESS 登録枚数無制限で、名刺画像を5秒でデータ化。
簡易SFA機能を搭載。
オンライン名刺交換が可能。
17か国語に対応
スマホ、パソコンで利用可能 Salesforce、Dynamics、SugarCRMなどと連携可能 STANDARD(1,700円/ID/月)
PROFESSIONAL(2,500円/ID/月)
10日間の無料トライアル
Eight 名刺を撮影するだけで、正確なデータ化が実現。
相手もEightを使用している場合、名刺の最新情報が共有される。
スマホ、PC、Macからも利用可能。
スマホアプリあり
API連携が可能 Eightプレミアムの場合は基本使用料1万円/月、これに1人あたり400円/月を加算無料版もあり。
ホットプロファイル 名刺をスキャンするだけで顧客DBを自動作成。
リード管理、報告管理、オンラインでの名刺交換も可能。
別料金でMAなども利用可能
パソコンのほか、スマホアプリあり グループウェア、CRM、ビジネスチャット、アドレス帳など、多数のサービスと連携可能 基本パック(3,000円/月・1ユーザー)
SFAパック(5,000円/月・1ユーザー)
30日間無料トライアルあり
Knowledge Suite 「GRIDYオンライン名刺」機能を搭載し、名刺を撮影するだけでデータ可能。
相手が本製品を利用していなくても、URLやQRコードへのアクセスで名刺交換が可能
スマホ、タブレットで利用可能 名刺デジタル化アプリ「24/365」で、SFAやCRMに連携可能 SFAスタンダード(月500枚まで利用可):50,000円/月
SFAプロフェッショナル(月1,000枚まで利用可):80,000円/月
Phone APPLI PEOPLE 社内に散在する顧客の連絡先を一元管理。
名刺を社内で共有することや、電話の着信もチェック可能
スマホ、パソコンからも利用可能 Sansanの名刺管理機能やMicrosoft365と連携可能 初期費用50,000円300円/月・ID(税別)、最低5IDからスタート可

※料金は、HPに記載された主なプランのみ記載しています。プラン詳細や税金などについては、各社にお問合せください。

MAツール・7種類を紹介

次に、インサイドセールスにおすすめする7つのMAツールを紹介していきます。

SATORI

satori

国産のMAツールであり、使いやすさが魅力です。

即日の運用開始も可能。
実名リード、匿名リードの両方のデータを蓄積・管理できます。
企業や個人の動向が把握でき、顧客のランキングづけ、客のあぶり出し、メールの開封率などの測定も可能。

豊富なサポートが受けられることも魅力です。

Marketo Engage

Adobeが提供するMAツールで、1日当たり数百万件の処理も行えるため、大企業でも活用可能です。

製品は4種類のパッケージに分かれていますが、搭載機能の最も少ない「SELECT」でも十分に多くの機能を活用できます。

Marketo Engageでは、コミュニティも活用可能。
またセミナー、トレーニングなど、サポート体制も充実しています。

b→dash

b→dash

「データパレット」の活用により、直感的な使用が可能で使いやすいことが魅力。
またプログラミング経験がない方でも、必要な機能をカスタマイズできます。

マーケティングに必要な機能はひと通り搭載されているほか、Web接客やCRMの機能が搭載されていることも特徴に挙げられます。

成長中のベンチャーや大手企業など、さまざまな企業に導入されています。

MOTENASU

MAツールといえばオンラインでのマーケティングが主体になりがちですが、MOTENASUではダイレクトメールを使ったマーケティングにも対応しています。

あまりネットを使わない層にも訴求できることは、他社をリードできる重要なポイントといえるでしょう。

もちろんメールやSMS、アプリ、LINEなどのオンラインマーケティングにも対応。
電話やメールでのサポートは無料で、導入後のサポート体制も整っています。

List Finder

List Finderは国産のMAツールで、直感的に使えるわかりやすさが魅力です。
多くの企業で使われていることが特徴で、上場企業でのシェアは30.3%を占めています。

名刺を預けると数日後にデータ化される「名刺データ化代行」サービスを用意していることは特徴的です。
Sansanをご利用の場合は、名刺情報の取り込みも可能です。

20日間無料で試せることも魅力。
プレミアムプランなら、Salesforceに登録されているリードや取引先責任者の情報も取り込めます。

Oracle Marketing Cloud

代表的なIT企業、Oracleが提供するMAです。
大規模な企業に適しており、著名な企業が採用していることも魅力の1つ。

さまざまな機能を搭載しているため、これ1つでさまざまなマーケティングに対応するほか、営業との連携も可能です。
BtoBとBtoCに分かれているため、貴社のビジネススタイルにあわせて、より適したMAを選べることも魅力です。

料金は公開されていないため、事前の確認が必須です。

Salesforce Pardot

見込み客とのやり取りを全て管理し、営業との連携により、成約に結びつけやすくなります。

見込み客の状況を明確にし、最適化した施策を打つことで顧客を育成。
マーケティングキャンペーンの効果を測定することも可能です。

ツール名 特徴/機能 連携 料金
SATORI 国産のMAで、使いやすさが魅力。
豊富なサポート体制で安心
Google、Yahoo!、Facebookとの広告連携が可能 初期費用:300,000円
月額148,000円
Marketo Engage エンゲージメントを重要視。
マーケティングにこだわっている。
大量のデータも処理可能
700社以上のソリューションと連携できる SELECT、PRIME、ULTIMATE、ENTERPRISEの4種類
価格は非公表
b→dash GUIの活用で操作が簡単。
カスタマイズも容易Web接客、CRM機能も搭載。
LINE連携、広告連携などが可能 非公表
MOTENASU DMを使ったオフラインマーケティングに対応。
メールやSMS、アプリ、LINEでのマーケティングも可能。
電話やメールでのサポートは無料
他の基幹システムと連携可能 初期費用300,000円
月額費用はリード登録件数5万件の場合100,000円
(1万件増すごとに20,000円加算)
List Finder 国産。上場企業のシェアが30.3%。
直感的に使えるわかりやすさが魅力。
最短3日間で導入可能。
名刺データ化代行機能を用意している
Salesforce(プレミアムプランのみ連携可能)Sansan 20日間のトライアルが可能
初期費用100,000円
ライトプラン39,800円/月
スタンダードプラン59,800円/月
プレミアムプラン79,800円/月
Oracle Marketing Cloud 大規模企業に向いている。
機能はBtoB、BtoCに分かれている。
営業との連携が可能
Oracle Sales Cloudとの連携が可能 非公表
Salesforce Pardot 見込み客を獲得できるよう、充実した分析情報を取得可能。
グレード付け、スコア付けすることでリードに優先順位を設定できる
Salesforceとの連携 Growth(150,000円/月)
Plus(300,000円/月)
Advanced(480,000円/月)
Premium(1,800,000円/月)

※料金は、HPに記載された主なプランのみ記載しています。プラン詳細や税金などについては、各社にお問合せください。

Web会議システム・6種類を紹介

Web会議システムにも、さまざまなサービスがあります。
ここではインサイドセールスに向く6つのシステムを紹介します。

ベルフェイス

3,000社以上の企業で活用されている、代表的なオンライン会議システムです。

ツールのインストールが不要で、接続ボタンやURLを押すだけで簡単に接続。
Webカメラがない顧客に対しても、音声は電話、画面は資料の共有といった使い方が可能。

このため、特にリテール営業にお勧めです。
もちろんWeb会議システムとしての活用も可能です。

また録画機能やデジタル名刺機能など、豊富な機能を搭載していることも魅力に挙げられます。

Calling

1つのID当たり1,500円の料金で、すべての機能をフルに使えます(別途、初期費用20万円が必要)。
ビジネスに使えるさまざまな機能を搭載しており、使いやすさも特徴の1つ。

たとえばパソコンでChromeやEdgeのブラウザをお使いなら、通話はリンクをクリックするだけで可能。
相手がCallingユーザーである必要はありません。

スマホやタブレットには、専用のアプリが用意されています。
7日間のトライアル期間で、機能を試すことも可能です。

Zoom

ここ数年で急速に広がったZoom。

HDビデオ、高音質オーディオでの通信が可能なほか、録画も可能。
チャットやキーワード検索などの機能も豊富です。

またChromeやFirefox用の拡張機能を使えば、1回クリックするだけでZoomを起動できます。

無料プラン(参加者100人までホスト可、1対1なら無制限、40分までのグループMTG)があり、在宅勤務におけるビデオ会議などにも多く利用されています。

Google Meet

Google Meet

旧製品名はHangouts Meet。

ネットワーク速度や今いる環境に応じて、設定を自動で調整する機能があるので、どこにいても快適に使えます。

パソコンやモバイルで利用可能。
Googleのアカウントを持っていれば無料で使用でき、会議への参加は100名まで可能。
最長1時間までの会議を開催できます。

有料版では最長で300時間までの会議を開催可能。
参加人数も150名(Enterpriseは250名)に増えます。

24時間365日のサポートが受けられる点も、メリットといえるでしょう。

Skype Meet Now

Skype Meet Nowは、アカウント登録が不要なオンラインミーティングサービスです。

主催者はWeb会議用のリンクを作成して参加者に送るだけ。
参加者はリンクをクリックすれば参加でき、簡単です。

無料で99人まで参加可能。
作成したリンクは繰り返し使えるため、急に打ち合わせをしたい場合でも活用でき、便利です。

Chatwork Live

Chatwork Live

ビジネスチャットでよく使われている「Chatwork」が提供するWeb会議システムです。

参加する場合は事前に以下の方法を取り、チャットができる状態にしておく必要があります。

  • ダイレクトチャットの場合は、相手に対してコンタクト申請を行う
  • グループチャットの場合は、グループの管理者から招待を受ける

一方でチャットの相手は、参加しているグループのメンバーに限られます。
そのため「誤って関係ない人を会議に招待してしまった」という事態を防げる点は大きなメリットです。

会話は音声通話かビデオ通話を選べます。

なおフリープランは無料である反面、ダイレクトチャットしか選択できないことに注意が必要です。

ツール名 特徴/機能 対応する機器の種類と人数 連携 料金
ベルフェイス アプリのインストールやアカウントの登録が不要。
最短5秒で接続可能。
録画やデジタル名刺機能、共有議事録、トークスクリプトなど商談機能も充実
パソコンやタブレットが使用可能。
Web型(電話を使わないタイプ)は、複数名の参加が可能
Salesforce・Slack・クラウドサイン・Chatworkなどとの連携機能あり 要問い合わせ
(ID数により費用は異なる)
Calling ビジネスに必要な機能をフルに、かつ無制限に利用できる。
パソコンの場合はリンクをクリックすれば会議に参加可能
Windows、Mac、iPad、iPhone、Android但しスマホやタブレットはアプリでの使用1ルーム当たり30人まで利用可。
ルーム数の上限はない
(特に記載なし) 7日間のトライアルが可能
初期費用200,000円
1つのID当たり1,500円で、最低10IDから
Zoom 高画質・高音質オーディオ録画が可能で、チャットやキーワード検索も可能。
参加するだけならアカウント不要。
画面共有、バーチャル背景OK
パソコン(ブラウザ)、モバイル(アプリ)で利用可能。
1,000人までのミーティングが可能
Office365、Googleカレンダー、Slack、Teamsなどと連携 無料プランあり
プロ(20,100円/年/ライセンス)
ビジネス(26,900円/年/ライセンス)
ZOOM UNITEDビジネス(47,040円/年/ライセンス)
Google Meet ネットワーク速度や今いる場所の状況に応じて設定を調整。
どこにいても快適に利用できる。
テキストチャットや画面共有も可能。
無料版は、参加者もGoogleアカウントが必要
パソコン(ブラウザ)、モバイル(アプリ)から利用可能。
参加可能人数は、プランにより100人~250人。
Enterpriseは、10万人までのライブ配信が可能
Outlook、Googleカレンダー、Gmailなどと連携 無料プランあり
Essentialsプランは毎月8米ドル/ユーザー
Enterpriseプランあり
(要問い合わせ)
Skype Meet Now 主催者・参加者ともアカウント登録が不要。
リンクの有効期限も無し。
パソコンで接続する場合は、アプリのインストールも不要
パソコンはEdgeやChrome、デスクトップアプリで利用可。
スマホで使う場合はアプリが必要。
最大99人、24時間まで通話可能
(特に記載なし) 無料
Chatwork Live 主催者・参加者ともアカウントが必要。
グループでの通話は、当該グループの参加者に限定。
画面共有可。
音声通話かビデオ通話を選べる
パソコン(Chrome、Firefox、Safariのいずれか)スマホやタブレットはアプリが必要フリープランは1対1、有料プランは最大14人まで通話可能 (特に記載なし) フリープランは無料
パーソナル (400円/月・1ユーザー)
ビジネス(500円/月・1ユーザー)
エンタープライズ(800円/月・1ユーザー)

※料金は、HPに記載された主なプランのみ記載しています。プラン詳細や税金などについては、各社にお問合せください。

CRM/SFAツール・6種類を紹介

インサイドセールスでは、CRM/SFAツールの選定も重要です。
ここでは6種類のツールを紹介し、それぞれの特徴を確認していきます。

CRM/SFAについて興味がある方や、導入を考えている方に向けて、製品分析チャートをご用意いたしました。まずは、どのような価格や機能性の製品があるのかといった、CRM/SFA製品の全体図を把握したいという方におすすめです。

eセールスマネージャー Remix CLOUD

eセールスマネージャーRemix Cloudは国産ベンダーシェアNo.1

定着率95%、5,000社以上の企業の導入実績があるCRM/SFAツール。

国産のシステムのため、日本の商習慣にフィットしていることが特徴。
各業界上位の企業も導入しています。

一度入力すれば、すべての情報に反映される「シングルインプット・マルチアウトプット」が魅力的。
情報を一元管理でき、さまざまな分析も可能です。

スマホで営業報告を行え、過去の商談内容を確認できるのも便利。
スケジュールや日報など、豊富な機能を持つことも魅力の1つです。

SalesForce/Sales Cloud

SalesForce/Sales Cloud

SalesForceは、世界の15万社以上で使われているCRM/SFAツールです。

見込み客管理の機能も持っているので、最初のアプローチから商談、リピートオーダーまで対応可能。
AIを活用したアドバイスを受けられることも、魅力の1つといえるでしょう。

Mazrica Sales

Mazrica Sales

1,300社もの企業が利用し継続率は98%という人気のクラウド型SFAツールです。

情報をカード形式で管理しており、直感的に確認できる点はメリット。
取引先の情報も自動で取得するため、更新漏れを心配する必要がありません。

Growth以上のプランでは、AIを活用したアドバイスを受けられます。
営業活動の実績を入力すると、ベストな営業方法が提示される点は見逃せないポイントです。

Oracle Sales Cloud

Oracle社が提供するクラウド型CRM/SFAツール。
中小企業から大企業まで、世界において1,000社の営業部門が活用しています。

一般的なCRM/SFA機能のほかに、テリトリー分析や売上予測機能も搭載。
直感的なユーザビリティも注目のポイントです。

Oracle Marketing Cloudと同様、料金は事前の確認が必須です。

HubSpot

Hubspot(ハブスポット)

主要なクラウド型CRM/SFAツールの1つで、世界120か国、86,000社以上で使われています。

オールインワンのCRM/SFAで、HubSpotが提供するMarketing、Service、CMSの製品と連携可能。
また500を超える他社ソフトやツールと連携できる点も魅力です。

見積書作成やドキュメント管理などができる無料プランがあるため、試用も可能です。
モバイルアプリが用意されていることも、特徴の1つです。

kintone

kintone

サイボウズ株式会社が提供するクラウド型の業務効率化ツールで、SFAに相当する「営業支援パック」が提供されています。

スタンダードコースでも月額5ユーザーで7,500円と、低コストであることはメリット。
必要なアプリは自社で作成できる点も魅力です。

すでに10,000社ほどの企業に導入されています。
30日間の試用期間があることも見逃せません。

ツール名 特徴/機能 対応する機器の種類 連携 料金
eセールスマネージャー Remix CLOUD 日本の商習慣にフィットしたCRM/SFAツール。
案件情報、商談の内容や状況がひと目でわかる。
一回の入力で全てのレポートに反映。
導入から本稼働後までのサポートが充実
スマホ、パソコン、タブレットにも対応。
クラウド、オンプレミスの両方に対応
さまざまな業務システムとの連携が可能 無料トライアルあり。
スタンダード(11,000円/月・1ユーザー)
ナレッジシェア6,000円(月・1ユーザー)
スケジュールシェア(3,000円/月・1ユーザー)
SalesForce/Sales Cloud 見込み客管理の機能があるため、最初のアプローチからリピートオーダーまで対応可能。
AIも活用している
パソコンのほか、モバイルアプリもある Outlook、Google Appsなどと連携可能 Essentials (3,000円/月/1ユーザー)
Professional(9,000円/月・1ユーザー)
Enterprise(18,000円/月・1ユーザー)
Unlimited(36,000円/月/1ユーザー)
※いずれも税抜き・年間契約
Senses 直感的なオペレーションができるSFAツール。
取引先の情報を自動取得可能AIも搭載している
パソコン、タブレット、スマホに対応。モバイルアプリも用意 Gmail、Googleカレンダー、MA、チャットツール、名刺管理、会計システムなど、多種多様のシステムとの連携が可能 14日間の無料トライアルあり
Starter(25,000円~/月・5ユーザー)
Growth(100,000円~/月・10ユーザー)
Enterprise(300,000円~/月・20ユーザー)
Oracle Sales Cloud Oracle社が提供するSFA/CRMサービス。
直感的なユーザビリティで使いやすい。
売上予測機能、テリトリー分析機能を
(特に明記なし) Oracle Marketing Cloudとの連携が可能 非公表
HubSpot クラウド型。世界86,000社以上で使われている、オールインワンのCRM/SFA。
ProfessionalとEnterpriseプランは、電話やEメールサポートが無料
モバイルアプリあり 500を超える他社ソフトやツールと連携可能Gmail、GSuite、Outlookと連携可 無料プランあり。
有料プラン(Sales Hub)は3種類
Starter(5,400円~/月)
Professional(54,000円~/月)
Enterprise(144,000円~/月)
kintone SFAに相当する「営業支援パック」を利用可。
必要なアプリを作成でき、低コストで運用できる
モバイルにも対応。アプリも用意 100以上の外部システムと連携可能 30日間の試用が可能。
初期費用は無料
スタンダードコース(1,500円/月・1ユーザー)
ライトコース:780円/月・1ユーザー)
5ユーザーから契約可能

※料金は、HPに記載された主なプランのみ記載しています。プラン詳細や税金などについては、各社にお問合せください。

ツールを選択する際に押さえておきた5つのポイント

ここまで解説したとおり、ツールには種類ごとに複数のサービスが存在します。

ツールを選ぶポイントは、大きく5つに分けられます。
それぞれのポイントを、詳しく解説していきましょう。

目的に合った機能が搭載されたツールを選ぶ

ツールはそれ自体の導入が目的ではなく、業務改善・改革が目的です。
ツールの導入は、あくまでも手段に過ぎません。

そのため、自社がツールを必要とする目的を明確にすることが求められます。
その上で業務改善・改革の目的に合ったツールを選び、導入することが重要です。

業務効率化に役立つツールを選択する

せっかくツールを導入するなら、業務効率化に役立つツールを選ぶことが重要です。
入力の手間が省けることはもちろん、時間の節約や人件費の削減にも貢献できます。

例えばCRM/SFAツールなら、1回の入力ですべての情報に反映されるツールを選ぶと入力の手間を大きく軽減できます。
貴社の業務効率化に貢献できるツールを選び、導入することをお勧めします。

使いやすさも重要。現場で定着するか否かを大きく左右する

導入したツールは、現場で働く従業員が率先して活用し、定着することが最も重要です。
この点で、機能は多ければよいというものではありません。

機能の多さよりも、よく使う機能が搭載されているか、また使いやすいかどうかに重点を置いて選びましょう。

他システムとの連携が取りやすいツールを選ぶ

企業では、目的別にさまざまなシステムが稼動している場合も多いもの。
他システムとの連携が取りやすいツールを選ぶことで、業務効率化と使いやすさを両立できます。

例えば、連携先のシステムから自動で情報収集やデータの取り込みを行えるツールも少なくありません。
最新の情報を確認する手間を省ける点は、大きなメリットとなります。

多くのユーザーや著名な企業が使っている

ユーザー数や導入企業数も、ツールを選ぶポイントに挙げられます。
多くの企業で使われていることは、信頼性の高さを示す指標の1つ。
相手先の企業で活用されている場合が多いこともメリットに挙げられます。

ツールを選ぶ際は、自社と同じ業種や類似した形態の企業が多いサービスを選ぶとよいでしょう。

※具体的に必要な機能について知りたい方はこちらの記事がおすすめです!

組織の目的にマッチし、現場で使われるツールを選ぼう

インサイドセールスで使えるツールはさまざまなものがありますが、各サービスの特徴は異なります。
とかく有名なツールを選びがちですが、じっくり機能を比較し、組織の目的に合ったものを選ぶことが重要です。

加えてツールの定着には、現場で使われることも欠かせません。
選定の際には使い勝手にこだわることも重要です。

本記事を参考にして組織の目的にマッチし、現場で使われるツールを選びましょう。

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