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タイフレームワークとは?厳選フレームワーク7選とおすすめ本

タイフレームワークとは?厳選フレームワーク7選とおすすめ本

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皆さまは、日常の業務でフレームワークを活用されていますでしょうか。

ビジネスフレームワークと呼ばれる、仕事を効率的に進めることのできるこのツールを使いこなすことができれば、迅速かつ説得力のある企画・提案が可能となります。
一方で、世の中には多くのビジネスフレームワークが出回っており、何を使えばよいのかわからないという状況にもなっています。

そこで本日は、ビジネスフレームワークの基礎や「まずはこれだけを覚えてほしい!」というフレームワークについて紹介し、さらに勉強したい方向けのおすすめの本についても見ていきたいと思います。

フレームワークはなぜ必要か

まず、フレームワークの必要性について説明したいと思います。

多くのビジネスで新規事業や生産性向上等の企画が日々検討されています。
その中で重要なことは、「検討の必要な事項を抜け漏れ・ダブりなく議論し、計画がなされているか」です。
この「必要な事項を抜け漏れ・ダブりなく」を担保するものがフレームワークなのです。

フレームワークは、多くの研究者や実務家が長い年月をかけて開発してきたもの。
この形に当てはめれば、ある事項を検討する際に「必要な事項を抜け漏れ・ダブりなく」話をすすめることが約束されています。

フレームワークの基礎 MECEとは

フレームワークの意義をご理解いただいた上で、その基礎となる考え方であるMECEについて解説いたします。

MECEとは、英語のMutually Exclusive, Collectively Exhaustiveの頭文字を取ったもので、日本語では「Mutually Exclusive=相互に排他的」で「Collectively Exhaustive=全体で余すところがない」を意味します。

簡単に言うと「抜け漏れなくダブりがない」ことです。
まさに、フレームワークの意義として説明していたことと同義の言葉がMECEです。
極端な話、フレームワークを使わなくてもMECEで検討ができればそれで十分です。

実際に、経営コンサルタントのような方たちが実務でフレームワークを持ち出すことは少なく、アウトプットで示されるものとしてはフレームワークを用いていない(もしくは応用している)が、MECEの原則が確保されていることが特徴です。

MECEでの検討をフレームワーク抜きで行なうには、日々の業務での特訓が必要となります。
しかし、経験が無くともすぐにでもMECEの状態を確保できるようになるのが、フレームワークです。

ビジネスフレームワーク厳選7選

さて、前項まででフレームワークを使うことの意義や、その基礎となる考え方であるMECEについてご理解いただいたと思います。

本項では具体的なフレームワークについて見ていきたいと思いますが、フレームワークにはそれぞれ使うときの目的があります。
ここでは、経営戦略立案・マーケティング・企画全般という目的に沿って、基本となるフレームワークを7つ厳選してお届けします。

経営戦略立案

まずは経営戦略立案時に活用できるフレームワークを3つほどお伝えいたします。

 SWOT

最も有名なフレームワークの1つで、英語のStrength/Weakness/Opportunity/Threatの頭文字をとったものです。
これは事業戦略を立てる際の現状分析に使用されるフレームワークとなります。

具体的には、Strength(自社の強み)/Weakness(自社の弱み)/Opportunity(市場における機会)/Threat(市場における脅威)の4つの項目を検討することで、自社の置かれた現状を理解することができます。

SWOT分析は1920年代から世界トップクラスのビジネススクールであるハーバードビジネススクールで使用されてきたフレームワークであり、その歴史の長さからも有用性が証明されていると言えます。

Five Forces

SWOT分析と比べると若干知名度が落ちますが、新規事業企画の際に活用できるものがFive Forces分析です。

本フレームワークは競争戦略論の大家である米ハーバード大学教授であるマイケル・ポーター氏が1980年に発表した「競争戦略論」の中で提唱されたものです。
Five Forcesとは市場を構成する5つの力(=Five Forces)を検討することで、その市場の魅力度がわかるというものです。

ここで言う5つの力とは、①新規参入障壁の力、②買い手の力、③売り手の力、④代替品の力、⑤業界内の競合の力です。
これらを網羅的に評価することで、最終的にはその市場/業界が参入企業にとってどれだけ儲かる環境なのかということを評価することができます。

競争戦略におけるポジショニング論(儲かる事業/市場でビジネスを行なうことが重要と考える競争戦略論の1つ)の大家であるマイケル・ポーターの神髄となるフレームワークの1つと言えます。

PPM

経営戦略立案に関するフレームワークの最後にPPMを紹介したいと思います。

PPM(Product Portfolio Management)は世界有数の経営コンサルティング会社であるボストンコンサルティンググループが開発したフレームワークです。
市場における成長率を縦軸に、市場における相対的マーケットシェアを横軸におき、企業が抱える事業をプロットします。

その上で、全体を以下の4つの象限に分けます。

Star(花形):成長率・高/相対的マーケットシェア・高
Cash Cow(金のなる木):成長率・低/相対的マーケットシェア・高
Dog(負け犬):成長率・低/相対的マーケットシェア・低
Question Mark(問題児):成長率・高/相対的マーケットシェア・低

本フレームワークからわかることは多々ありますが、最も標準的な使い方はDog(負け犬)に分類された事業については撤退を図り、Cash Cow(金のなる木)で得た利益をStar(花形)やQuestion Mark(問題児)の事業に投資して、次のCash Cow(金のなる木)を育てるというものです。

したがって、本フレームワークは1つの事業の戦略を立てるときに使うものではなく、複数の事業を抱える企業がどの事業を取捨選択していくのかという検討を行なう際に有効なものとなります。

マーケティング

次に、マーケティングで活用できるフレームワークを2つ紹介したいと思います。

 4P

 まずは、「マーケティングの4P」として非常に有名なものを紹介いたします。

4PとはProduct(商品)/Price(価格)/Promotion(販促)/Place(流通)の頭文字を取っています。
つまり、その商品の特徴は何か、商品の価格設定をどうするか、商品の販促をどう行なうか、商品をどこで販売するか、の問いに答えることでその商品のマーケティング戦略を作成することが可能となります。

本フレームワークは米国のマーケティング学者であったエドモンド・ジェローム・マッカーシーが1960年に提唱しており、その友人であったマーケティングの大家であるフィリップ・コトラーが活用することで一躍脚光を浴びたものです。

最近ではマーケットの変化が激しいため、古さを指摘されることも多々ありますが、マーケティングの基礎として抑えておくべきフレームワークと言えるでしょう。

3C

次に紹介するのは、Company(自社)・Customer(顧客)・Competitor(競合)の3つの頭文字を取った3Cです。

こちらもマーケティングのフレームワークとして4Pと同等に有名なものです。
それぞれのポイントに沿って、①自社にしかできないこと・自社の強みは何か、②どういう顧客をターゲットにするか、③自社と競合企業との違いは何か、を考えることでマーケティング戦略を立案することができます。

企画全般

最後に、企画全般で活用が期待できるものを紹介したいと思います。

5W1H

まずは、誰でも知っている5W1H(Who/When/Whom/What/Where/How)です。

これをビジネスフレームワークと捉えるかは賛否両論あるかもしれませんが、実務の色々な場面で活用できる非常に有益なものです。
実際に、プロジェクトマネジメントなどを担うコンサルティング会社ではこのフレームワークは常に意識されています。

もちろん企画の種類によっては不要な要素もありますが、まずは5W1Hの観点に沿って計画を立てることで抜け漏れ・ダブりのない企画を立てることが可能となります。

PDCA

厳選フレームワーク7選の最後にPDCAについて紹介します。

こちらも非常に有名なフレームワークであり、PDCAはPlan/Do/Check/Actionの頭文字を取っています。
つまり、様々な企画において、まずは計画し(Plan)、それを実行し(Do)、成果を確認し(Check)、改善策を実行する(Action)というサイクルを回すことが重要だとこのフレームワークは言っています。

このPDCAサイクルを着実に実行することで、多くの改善が起こり、最終的には大きな成果となって出てくることが期待されます。

より深い知識を得るためのおすすめ本

フレームワークを勉強したいと思ったときに、本屋さんへ行かれる方も多いかと思います。
実際に行かれた方はわかると思いますが、ビジネスフレームワークについて説明する本は多岐に渡っており、何を読むべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、まずはこれを読んでほしいとおすすめできるビジネスフレームワークに関する本を紹介したいと思います。

『経営戦略全史』

まずは、経営戦略論の歴史を学ぶことができるこちらです。

著者の三谷宏治氏は、本記事でも紹介したフレームワークであるPPMを開発したボストンコンサルティンググループや世界最大級の経営コンサルティング会社であるアクセンチュアなどで経営コンサルティングに長年従事し、現在では教育・出版など多方面で活躍をされている方です。

長らく経営コンサルティングに携わってきた著者が、100年にもわたる経営戦略論について本書にて解説しています。

『グロービスMBAマーケティング』

次に、日本のビジネススクールの草分け的存在であるグロービス経営大学院が出しているMBAシリーズから「マーケティング」を紹介いたします。

本書では、ポジショニングやブランド戦略をはじめとしたマーケティングの基礎を学ぶことができます。
グロービスのMBAシリーズには良書が多く、本書以外にもマネジメントや経営戦略、事業戦略なども非常におすすめです。

是非ご一読をおすすめいたします。

『ビジネス・フレームワークの落とし穴』

最後に紹介したい本が、山田英夫氏が書いたこちらです。

著者の山田氏は現在では早稲田大学大学院経営管理研究科(ビジネススクール)教授を務めており、それ以前はシンクタンクの三菱総合研究所にて大企業の新事業開発のコンサルティングに従事していました。

ここまで解説してきたとおり、フレームワークの活用はビジネスにおいて非常に有益です。しかしながら、その活用には落とし穴も非常に多いのが実情です。
本書では実務・研究の双方を経験した著者がその落とし穴について解説し、正しいフレームワークの使い方を指南してくれます。

上記の本はいずれもビジネスフレームワークの概要を解説しています。
逆に言えば、その詳細に触れることはできません。

したがって、これらの書籍を読んでいただき、具体的に興味が出たもの、さらに学びを深めたいと思ったものについては、フレームワーク考案者の原作を読むことをおすすめいたします。

フレームワークの落とし穴を回避しつつ活用しよう

本記事ではフレームワークの基礎やその具体例について見てきました。

ここまで述べてきた通り、フレームワークをしっかりと使いこなすことができれば、ビジネスを効率的に進めていくことが可能となります。
一方で、フレームワークには落とし穴も多数あり、その代表的なものが「使うときの目的を誤ること」です。

当然ですが、1つの商品のマーケティングを考えるときに、上記で紹介したPPMのアプローチをとっても意味がありません。
フレームワークには使う目的が明確に定められておりますので、目的を意識して実務でどんどん活用していただければと思います。

別記事で営業戦略に関するフレームワークの紹介なども行なっておりますので、そちらも是非ご参照ください。

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